QUO CARD Digital Innovation Lab Tech Blog

クオカード デジタルイノベーションラボの技術ブログです

固定記事:クオカード デジタルイノベーションラボについて(リンク集)

本記事では、クオカード デジタルイノベーションラボにご興味をお持ちの方向けに、参考になりそうな情報をまとめました。 気になる情報があれば是非ご覧いただけますと幸いです。

(最終更新日:2024/9/27)

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クオカード デジタルイノベーションラボのコミュニケーションのガイドラインについて

こんにちは!

前の記事ではクオカード デジタルイノベーションラボが目指す姿・方向性と進め方についてを紹介しました。

今回はそれらを実現するためのコミュニケーションのガイドラインを紹介します。

前の記事を読んでから本記事をお読みいただくことで、さらにクオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)について知っていただける内容になっているかと思います。

選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

前提

前の記事で紹介した「目指す姿・方向性」「進め方」と同様に、本記事で紹介する「コミュニケーションのガイドライン」についても、社内のドキュメント管理ツールの一つとして利用しているBacklogのWikiに明記されており、誰でも確認することができます。

また、ラボでは入社後2週間をオンボーディング期間とし、実際にチーム内のコミュニケーションを感じながら、「目指す姿・方向性」「進め方」「コミュニケーションのガイドライン」への理解を深めていただきます。

これらの基本的な方向性は今後も変わらないと思いますが、日々チームでコミュニケーションをとる中で改善・追加した方が良い点があれば、適宜ブラッシュアップしています。

コミュニケーションのガイドライン

ここからは、実際の内容を紹介します。

オープンコミュニケーション

  • SlackのPublicなチャンネルでやりとりする等、極力オープンなコミュニケーションを取る。

※個人情報、機密情報などをやりとりする時はDMにする。

※オープンでないコミュニケーションとは、SlackのDMやPrivate channelでのやりとり、宛先を絞ったメールなど。

ストック情報

  • BacklogのWikiGoogle Drive等に作成する。

  • 作成に着手した段階でURLを共有する。

フロー情報

  • 話した内容を後から追跡できるように、可能な限りSlackのPublicなチャンネルでやりとりする。

  • 極力オープンコミュニケーションにしたい為、メールはできるだけ廃す。

  • MTG待ちや資料作成の時間を削減したい為、簡単な内容はMTGの代わりにチャットで完結させる。

  • 各人が抱えているタスクの状況は周りから把握しにくいため、適宜Backlog/Jiraチケットを更新し、他の人が把握できるようにする。

  • 何か情報のやりとりをする場合、URLがあるものはそれを共有する。

※例えばBacklogチケットの内容について話したい場合、dev-111の件ですがのような形ではなく、そのチケットのURLも記載する。

  • 後続作業がある場合、画面キャプチャではなくコピペできるテキスト情報を共有する。

Slackのやりとり

  • メッセージを読んだ場合は、必ずスタンプまたはメッセージなどで何らかの反応を示す。

  • 意図が明確にわかる場合を除き、スタンプのみの反応は極力避け、具体的な返答や確認のメッセージを送る。

  • 込み入った話になったらSlackの音声通話やGoogleMeetなどでオンラインMTGを行う。

  • 以下のような発言は不要なのでやめる。

 -お疲れ様です

 -お忙しいところすみません

 -お忙しいところ申し訳ありません

  • 以下のようなコメントだけ先行して送ると相手が待ってしまうのでやめる。※用件を直接送るようにする

 -今よろしいでしょうか

 -XXXについてお伺いしたいのですが

MTGを行う場合

  • アジェンダMTG前に共有し、脱線しないようにする。

  • トピックを基にタイムボックスと参加メンバーを決めて実施する。

  • 不参加だったメンバーにも内容が共有できるように結論はSlackに投稿する。

  • 時間内に終わらなかったら一旦そこで終了する。

  • 何かを説明するようなMTGは後から入社してくる人の為、録画を残す。

相手の想像力に頼らず、必要な情報を漏れなく伝える

  • 何について話しているのか・何をしてほしいのかを明確にする。

  • 緊急度や対応の期限を明示する。

  • 話題の文脈や背景を明確に説明する。

  • 相手の意見に対する自身の考えを具体的に伝える。

アサーティブコミュニケーション(アサーションスキル)

背景

正しいものを作る為、社内外注(御用聞き)にならないように進めています。その為、アサーティブなコミュニケーションを取れるスキルが必要。

コミュニケーションのタイプ

  • アサーティブ(攻撃的タイプと非主張タイプの黄金比)←これを目指す

 自分の気持ちを率直に伝えつつ、なおかつ相手の気持ちも考えられる

  • アグレッシブ(攻撃タイプ)

 相手の気持ちを配慮せずに自分の意見を一方的に主張するタイプ 

  • ノン・アサーティブ(非主張タイプ)

 過度に相手の反応を気にし、自分の意見や感情を表現できないタイプ

  • パッシブ・アグレッシブタイプ

 陰口や態度で表現する、遅延や協力しない態度、皮肉などを通じて不満を示すなど間接的・消極的に不満を表現するタイプ

  • 参考サイト

 https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000202/

 https://www.kaonavi.jp/dictionary/assertion/

フィードバック

  • コードの書き方やタスクの進捗などその他もろもろ、改善点や問題点を見つけた場合は躊躇せず指摘するようにする。

※指摘しないと成長機会の提供ができないため、チーム全体のことを考え指摘をする。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボではこれらの目指す姿・方向性や進め方に共感してくれる新しい仲間を募集しています。 少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

クオカード デジタルイノベーションラボの採用情報はこちら quo-digital.jp

クオカード デジタルイノベーションラボが目指す姿・方向性と進め方について

こんにちは!

今回はクオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)が目指す姿・方向性と進め方について紹介します。

選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

背景

ラボでは、今年7月にQUOカードPayサービスの内製化が完了し、今後さらに機能追加や改善のスピードを加速させるため、各ポジションで採用を行っています。

お互いにイメージが違ったということにならないよう、選考プロセスを通し大切にしているのが「ラボのバリュー(大切にしている価値観)とのマッチ度」です。

これまでのメンバーインタビューの中でも関連するエピソードをいくつか紹介していますが、今回は「目指す姿・方向性」「進め方」「コミュニケーションのガイドライン(次の記事)」を体系的に紹介することで、より解像度高く知っていただけたらと考え、記事にすることにしました。

前提

紹介する「目指す姿・方向性」「進め方」「コミュニケーションのガイドライン(次の記事)」は、社内のドキュメント管理ツールの一つとして利用しているBacklogのWIkiに明記されており、誰でも確認することができます。

また、ラボでは入社後2週間をオンボーディング期間とし、実際にチーム内のコミュニケーションを感じながら、「目指す姿・方向性」「進め方」「コミュニケーションのガイドライン(次の記事)」への理解を深めていただきます。

これらの基本的な方向性は今後も変わらないと思いますが、日々チームでコミュニケーションをとる中で改善・追加した方が良い点があれば、適宜ブラッシュアップしています。

目指す姿・方向性

ここからは、実際の内容を紹介します。 目指す姿・方向性としては以下3つを掲げています。

  • プロフェッショナルスポーツチームのような組織

  • 自己管理できる組織

  • スピード感がある進め方

プロフェッショナルスポーツチームのような組織

それぞれが自分の職域に対してプロ意識を持ち、積極的にサポートし合うことで、チームで課題を解決し成果を生み出す組織を目指しています。

自己管理できる組織

スプリントゴールを達成するため、また発生した障害や問い合わせなどの日々の運用に効率的に対応するため、どのように役割分担し、進めるべきかを自分たちで決定し、自分たちで責任を持って進められる組織を目指しています。 メンバー全員が自律的に行動し、情報共有し協力し合うことで、スピード感を持って対応することができると考えています。

スピード感がある進め方

常にスピード感を意識し、小さく早く継続的な改善をし続けられる組織を目指しています。 開発においても、まずは早くリリースをし、ユーザーの反応を元にさらにブラッシュアップしていくという進め方を心がけています。

進め方

上記の「目指す姿・方向性」を実現するために、大切にしている進め方について紹介します。

  • 15分ルール

  • Working Out Loud

  • 主体的に動く

  • メンバーをサポートする

15分ルール

業務を進める上で基本としているルールです。 導入背景については過去の記事で詳しく紹介しています。

  • 何かわからない事があった時、最初の15分間は自分で調べる

  • もし15分間自分で調べて解決できなかったときは共有用のSlackチャンネルで状況を共有し、他のメンバーにヘルプを依頼する

  • 共有された問題に知見のあるメンバーがいたらヘルプする

  

Working Out Loud

できるだけ自分が何やってるか、他の人が把握できるようにするという考え方です。

具体的には以下のような取り組みをしています。

  • Gitのpushを頻繁に行い、作業の進捗を可視化する。

  • チケットに積極的にコメントを残し、作業の進行状況や課題を共有する。

  • 個人の報告チャンネル(times)で困っていることや今後の取り組みについて発信する

  • ドキュメントは作成に着手した段階でURLを共有する。

  • 作成中の資料はWIP(Work In Progress)であることがわかるようにした上で公開する。

  • 完成するまでローカルで作業し、完成したら公開するという進め方は避ける。

これらの取り組みにより、作業の成果だけでなく、その過程での思考プロセスも可視化されます。 そうすることで、他のメンバーからのフィードバックや知見を得る機会が増え、作業の効率化や品質向上につながることを目指しています。

主体的に動く

それぞれが当事者意識を持ち、言われた事ではなく本来すべき事は何かを考えて行動します。 日々のコミュニケーションにおいても、関連しそうなやりとり(Backlogプロジェクト、Slack)は自分からウォッチし、問題に気づいたら対応するなど、主体的に動く姿勢を重視しています。

メンバーをサポートする

チーム全体での成果を最大化するためには、それぞれが自身の得意分野を活かすことと同時に、他のメンバーの苦手な部分をサポートしあうことが重要だと考えています。 上の15分ルールやWorking Out Loudにより、メンバーのヘルプがあった場合には、積極的にサポートしあう文化が根付いています。

次回は、今回紹介した目指す姿を実現するための「コミュニケーションのガイドライン」を紹介します。

また、過去の記事では、実際の業務の進め方やコミュニケーションについて、メンバーのアンケート結果を紹介しています。 興味がある方は是非ご覧ください。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボではこれらの目指す姿・方向性と進め方に共感してくれる新しい仲間を募集しています。 少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

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QUOカードPayシステムを内製化しました!

デジタルイノベーションラボの齋藤です。

2024年7月24日にQUOカードPayシステムを内製化しました。これにより、発行・決済・残高管理に関わるシステムはすべて内製化されました。

背景

2017年12月の部署の立ち上げと同時に、QUOカードPayシステム開発プロジェクトが開始しました。私が最初のエンジニアとして入社し、エンジニアやデザイナーが社内にいなかったため、システムは外注で構築しました。しかし、外注ではノウハウが社内に蓄積されず、スピード感にも課題があったことから、システムの内製化を決定しました。

期間

4年程かかりました。

システム開発の進め方

私が入社した時点でリリース時期はほぼ決まっており、私自身もプロジェクト開始時にはドメイン知識が全くない状態でした。社員もシステム開発の経験が豊富ではないと聞いていたため、スクラッチで開発すると要件定義に時間が掛かり、予定通りリリースできなくなる可能性が高いと考えました。システム開発プロジェクトは要件定義の問題で失敗する事が多いと考えています。要件定義で問題が発生しないよう、同様なシステムで利用実績のあるパッケージを利用し、早期立ち上げを図ることにしました。またリリース後の保守を考えるとスクラッチソースコードも提供してもらう形が良かったですが、そもそもサービスが立ち上がらないリスクが高いと考え、パッケージを利用することにしました。

システム開発の進め方

ITプロジェクトはリリース時期が遅くなるにつれ更に遅延したりお蔵入りしてしまう可能性が高まると考えています。そのため、まずはできるだけ早期にリリースするというのを最優先に考えました。

QUOカードPayシステムは加盟店等と接続しており、外部向けAPIのインターフェース(I/F)を変更すると接続先にも改修が必要になります。そのため、APIのI/Fは変更せずに進める必要がありました。

旧システムでは他社のパッケージを利用していたため、ソースコードは公開されていませんでした。そのため、外部向けのI/Fを維持しつつ、ソースコードやデータベース(DB)はすべてゼロから作成し直しました。

できれば段階リリースとしたかったですが、現行システムに手を入れる事が難しいため、今回はビッグバンリリースを行いました。

やったこと

業務把握

システム化対象を把握するために、旧システムを利用している業務フローを作成しました。詳細に作成せず、各部署がどの業務でどの機能を使用しているかを把握できるレベルで作成し、必要に応じて問い合わせができるようにしました。

スコープ整理

機能追加は極力避け、現状の機能を再現するのではなく、できるだけ少ない工数で実現できる方法を採用しました。

旧システムの保守ベンダに協力依頼

幸いなことに、旧システムの保守ベンダーから協力を得ることができ、テストおよび不明点の問い合わせ対応をお願いしました。非常に協力的で信頼できるベンダーであり、今回は内製化を進めましたが、将来的に再度協力をお願いする機会があればと考えています。

並行稼働

現行のI/Fと差異がないようにするため、リリース前の数か月間、稼働中の旧システムに届いたリクエストを記録し、新システムで再実行、結果の差異がないかを確認しました。

QAチーム立ち上げ

もともとQAチームは存在していませんでしたが、新たにチームを立ち上げました。

リリースのリハーサル

作成した作業手順や設定に問題がないか、リリース前にリハーサルを実施しました。初回のリハーサルでいくつかの問題が発生したため、合計2回実施しました。

内製化中に発生した問題

データ移行

主に移行ツールの問題で、正しく移行できているかの確認に時間がかかりました。またS3等にアーカイブしているデータがあり、こちらの移行も時間がかかりました。

業務の洗い出し漏れ

認識できていなかった業務がありました。

見積もり

スプレッドシートで見積もりしていましたが、運用の曖昧さや人的ミスで計算修正や管理が都度大変でした。

自動テスト

単体テストよりも結合テストを多めに作成してしまい、CIのテストが時間がかかるようになってしまいました。所謂アイスクリームコーン型になっているため、改善予定です。

旧システムへの機能追加

内製化している際中も現行システムへの機能追加が行われていたが、それらが想定よりも多く、見積もりが想定以上に膨れてしまいました。

リリース後

変わったこと

内製化以前は何か変更しようとするとそれなりの時間が掛かる事があったり、そもそも実現できないということがありました。 内製化後は上記のような制約が無いため、また自分たちで作ったシステムのため、機能改善や障害対応のスピードが向上しました。

また旧システムのDBはパッケージのため汎用的に作られており、理解が難しい部分がありました。新システムでは自分たちが理解しやすい設計になっており、エンジニアの認知負荷が下がり、調査の工数も下がりました。

リリース後に発生した不具合

幸い大きな不具合は発生しませんでしたが、軽微な問題がいくつか発生しました。今のところ全て数日以内に解消できています。

今後やっていきたいこと

旧システムでは、様々な理由で対応できなかった機能追加や改善がありました。今後は順次改善していきたいと考えています。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

クオカード デジタルイノベーションラボでは、機能追加や改善のスピードを加速させるため、各チームで新しい仲間を募集しています。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

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メンバーインタビュー#05 サービスの安定性と運用効率の向上のため、継続的な改善活動に取り組むインフラエンジニアSさんの挑戦

こんにちは!クオカード デジタルイノベーションラボの採用担当、金子です。

今回はインフラチームのSさんにインタビューを行いました。 入社の決め手ややりがいなどについてお話を伺ったので、ぜひ最後までご覧ください!

自己紹介

ーまずは自己紹介をお願いします。

はい。デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)のインフラチームに所属しているSです。 2023年の5月に入社しました。 これまでの経歴としては、電子回路設計やデータエンジニア、システムエンジニアとしての経験があります。 趣味は、散歩や美味しいもの巡りです。

入社の決め手

ー続いて、クオカードに入社を決めた理由について教えてください。

転職活動で重視した点は2点あります。

まず1点目は、クラウド業務に携わること」です。前職では、クラウド業務に携われるという話だったのですが、予算や優先度の関係でなかなか注力することができませんでした。 そのため、クラウド業務中心に携わり、スキルアップできる環境であるかを重視しました。

ラボではオンプレミスは使わず、全てAWS上に構築しているため、クラウドにおけるスキルを高める環境が整っていると感じました。

2点目は「働く環境」です。 特にリモートワーク下でのコミュニケーションや業務の進め方を重視しました。 選考を通じて、ラボでは15分ルールなどチームでの課題解決を推奨する文化があり、自分で考えて主体的に行動することが求められると感じました。また、リモートワークでありながら、定期的なオンラインミーティングやチャットツールの活用により、チーム内のコミュニケーションが活発に行われていることも魅力的でした。 これらの点に共感し、入社を決めました。

実際に入社してみて

ー実際に入社してみてどうでしたか?

まず業務内容はイメージ通りでした。

働く環境については、良い意味で驚きもありました。 思っていた以上に、テキストコミュニケーションがスムーズで、リモート下でも安心して質問や相談をすることができました。

一方で、これは課題として認識しているのですが、業務に必要な情報はWikiに記載されていますが、最初はどこから確認すればよいか迷うことがありました。質問することで解決できましたが、今後はより良いオンボーディング体験のため、改善を進めていきたいと考えています。

ー働き方について教えてください。

フルリモートで働いています。 裁量労働制なので、出退勤の時間は個々に裁量があります。 私は8:30〜17:00の勤務が多いです。 フルリモートは運動不足になりがちなので、昼と夕方はできるだけ散歩をしています。 太陽の光を浴び、軽い運動をすることで業務効率にも良い影響を与えると思っています。

担当業務

ー現在の担当業務について教えてください。

QUOカードPayや関連システムのインフラの設計、構築、監視、自動化などを担当しています。 毎日の朝会で業務進捗を共有し、問題があれば相談しながら進めています。

ーインフラチームは「グループワーク」や「作業共有会の実施」をされていますが、導入の背景や内容について教えていただけますか?

はい。ラボのバリューにもあるように、「チームで課題を解決する」ことを重視していて、そのために属人化を防ぐ取り組みとして導入しています。

私が入社した直後は、個々で作業しているタスクも多く、担当者しか対応できないものがありました。 そこでその課題を解決するため、「グループワーク」や「作業共有会の実施」を提案し、導入することになりました。

「グループワーク」では特定の課題については全員で取り組み、「作業共有会」では作業内容を共有し、できるだけ全ての課題に対し、全員が対応できるようにしています。

これらの取り組みにより、短期的には実施するための時間が発生しますが、長期的にはチームとしての生産性が向上すると考えています。 例えば、特定の担当者が不在でも他のメンバーが対応できるようになり、問い合わせやインシデント対応がよりスムーズになりました。この過程で、チーム全体の技術力も向上していると感じています。

大変だったことややりがい

ーこれまで、様々な取り組みをされてきたSさんですが、特に大変だったことややりがいに感じたことについて教えてください。

2024年7月に実施した、QUOカードPayのシステム内製化に伴う切り替え手順の作成が大変でした。 トラブルなく切り替えを実施するため、各機能の停止・再開、メンテナンスの方法や、それらに伴う監視方法などの手順を作成しました。

当日は、開発チームや運用チームとも連携して、トラブルなく切り替えを完了することができて、大きなやりがいを感じました。

また、コスト削減や手作業の自動化、監視アラートの調整など、地道な改善を継続的に行うことで、サービスの安定性と運用効率の向上に貢献できることにやりがいを感じています。

さらに、クラウドサービスに関する知識だけでなく、セキュリティやコンテナ、ネットワークなどの幅広い技術に触れることで、自己成長にも繋がっています。

今後挑戦したいこと

ーさらに今後挑戦したいことはありますか?

権限周りの最適化や自動化、コストの見直しなど、細かい課題を一つ一つ解決することで、サービスの安定性と運用効率の向上を実現し、ユーザーにとって価値のあるサービス作りに貢献していきたいです。

業務ではAWSをはじめとした様々なサービスを利用しているので、日々更新される情報を継続的にキャッチアップしていきたいです。

また、特定のサービスの知識だけでなく、システム設計能力や問題解決能力といった、長期的に役立つスキルも身につけたいです。

さらに、今後予定している新規開発においても、チームで協力しながら進めていきたいと思います。

デジタルイノベーションラボにマッチする方

ーラボにはどんな方がマッチしていると思いますか?

まずは「チーム全体で成長していく」「自分で考えて行動する」といったラボのバリューに共感いただける方がマッチすると思います。

また、リモートでのコミュニケーションにおいて、必要な情報を正しく伝えたり、詰まった時には自らヘルプを求めるなどのアクションが取れるかどうかも重要だと思います。

インフラエンジニアポジションとしては、AWSなどのクラウドサービスやTerraformに関する知見を持ち、QUOカードPayや関連システムを発展させたい方にぜひ来ていただきたいです。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボでは、Sさんの所属するインフラチーム含め、各チームで新しい仲間を募集しています。 少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

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デジタルイノベーションラボの採用担当 入社半年の振り返り#02〜体感した文化と働き方〜

はじめに

こんにちは。

クオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)で採用を担当している金子です。

前回の記事では、入社からの半年を振り返り、取り組んだことや今後挑戦したいことについて記載しましたが、本記事では半年で体感したラボの文化や働き方について記載します。

選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

実際に体感したラボの文化や働き方

オープンコミュニケーションで情報にアクセスしやすい

入社後のキャッチアップを進める上で、ラボのオープンコミュニケーションの文化には非常に助けられました。

エンジニアチームが取り組んでいる課題やコミュニケーション方法、ルールの背景など、自分の業務以外の情報もSlackやWikiで簡単にキャッチアップできるのはとてもありがたいです。

ただ、ミスマッチがないようにお伝えしたいのは、全ての情報が完璧に整理されているわけではないので、場合によっては検索方法を工夫したり、情報を整理・更新・追記する作業は必要です。これらの作業にも前向きに取り組める方にマッチする環境です。

フルリモートだけどコミュニケーションが取りやすい

私自身、リモートワークを導入している組織で働いた経験はありましたが、フルリモート組織で働いた経験はなかったため、最初から問題なくコミュニケーションが取れるのか、少し不安はありました。

実際に働いてみると、最初の頃「なかなか名前と顔が一致しない」ということはありましたが、「質問しにくい」「相談しにくい」ということは全くありませんでした。

コミュニケーションが取りやすい理由として、以下の2点が挙げられます。

1点目は「15分ルール」の存在です。

ラボでは以下15分ルールをバリューの1つとして大切にしています。

最初の頃は「こんなこと聞いてもいいのかな?」と気を使いすぎてしまう人もいるかと思うのですが、このルールがあることにより安心して質問できます。

「15分ルール」

  • 何かわからない事があった時、最初の15分間自分で調べる

  • もし15分間自分で調べて解決できなかったときは共有用のSlackチャンネルで状況を共有し、他のメンバーにヘルプを依頼する

  • 共有された問題に知見のあるメンバーがいたらヘルプする

導入の背景や質問の仕方などについては過去記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

2点目は「レスポンスの早さ」です。

ラボのコミュニケーションガイドラインには、「返信やリアクションが無いとメッセージを読んでいるかどうかわからないため、いずれかの対応を行う」というルールがあります。

そのため、リアクションが無くて困ることがほとんどありません。

採用業務においてはスピード感が求められる場面が多く、過去の職場では書類選考や面接結果のフィードバックが遅くて困ることが多々ありました。

しかし、ラボではメンバーも採用におけるスピード感を重視してくれており、基本的には当日中、依頼が夕方の場合でも翌日には回答が得られます。この迅速な対応は非常に助かっています。

裁量が大きい

ラボでは、個々のメンバーに大きな裁量が与えられています。

チームとして達成したい目的があり、それをどう実現するかは各メンバー・チームで考えて進めます。

例えば、採用では「マッチ度の高い採用」を実現するために、採用媒体やエージェントの選定、訴求点の整理、ブログ記事の発信などを採用担当が自ら考え、進めています。

指示された通りにこなすのではなく、自分で考えて取り組むことが好きな方にマッチしています。

新しいツール・技術の導入・刷新に際する意思決定が早い

ラボでは、課題解決に向けてより良いものがあれば、導入・刷新の意思決定が迅速です。

実際にこの半年間で採用管理システムや文字起こしツール、生成AIツールなどを新たに刷新しました。 今後もより良いものがあれば適宜導入・刷新する方針です。

ワークライフバランスが良い

最後に、ワークライフバランスの良さもラボの特徴として体感しています。

まず、フルリモートワークのため、通勤時間を愛犬との散歩に充てることができるのがありがたいです。

また、裁量労働制のため、その日の予定に合わせて働く時間を調整できます。 例えば、今日は夕方に予定があるので8:00-16:30で働き、明日は夜に面談があるので10:30-19:00で働くなど、柔軟な働き方が可能です。これにより、プライベートも充実しやすくなりました。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

クオカード デジタルイノベーションラボでは、新しい仲間を募集しています。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話させていただければと思います!

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デジタルイノベーションラボの採用担当 入社半年の振り返り#01〜取り組みと今後挑戦したいこと〜

はじめに

こんにちは。

クオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)で採用を担当している金子です。

本記事では入社からの半年を振り返り、取り組んだことや今後挑戦したいことについて記載します。

選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

転職軸と決め手

転職の軸やクオカードに入社を決めた理由については、過去の記事をご覧ください。

取り組み

採用

メインミッションである採用活動として、以下の取り組みを行いました。

  • 組織/採用ポジションの理解

  • 求人票やスカウトのブラッシュアップ

  • エージェント/媒体担当者とのリレーション構築

  • 採用説明資料刷新

  • 候補者対応

  • 新ATS導入

ラボの採用では「バリューマッチ」を大切にしています。

そのため、まずは自分自身がラボのバリューを理解し、どのように体現されているかを知ることを重視しました。

具体的には、コミュニケーションガイドやワーキングアグリーメントのキャッチアップ、デイリースクラムや振り返りへの参加を通じて、メンバー間のコミュニケーションやバリューを理解しました。 そして、理解した内容を求人票や採用説明資料に反映し、エージェントや媒体担当者に展開することで、マッチ度の高い採用を目指しました。

採用広報

マッチ度の高い採用を進めるためには、ラボのバリューや働き方を知ってもらう必要があると考え、以下の取り組みを行いました。

  • 採用LPのリニューアル

  • 本ブログの執筆

採用LPについては、私が入社した時にはすでにラボ室長の齋藤とUIデザイナーを中心に推進されていて、そこから具体的な文言を一緒に検討し、デザインを入れてもらい完成させました。

ラボの特徴がわかりやすくまとめられたLPなので、ぜひご覧ください。

本ブログの執筆では、まずは、「ラボの選考を検討している方」をターゲットにテーマを考え、発信しています。

メンバーにもアンケートやインタビューに協力してもらいながら、半年で18本の記事を公開しました。

最近では、カジュアル面談の前にブログを読んで来てくださる方が増えていて、そのおかげで、ラボに対する理解や共感が深まった状態で、面談時により具体的なお話ができるようになっています。

このような取り組みの結果、半年の間でバリューに共感していただいた8名がクオカードへの入社を決めてくれました。

オンボーディング

オンボーディングを体験したメンバーからのフィードバックをもとに、以下の改善を行いました。

  • 入社時のセットアップマニュアルのブラッシュアップ

  • オンボーディング時対応項目のWiki整備

  • オンボーディングチェックリスト作成

  • 採用担当との入社後1on1の実施

これらはまだ運用を始めたばかりですが、今後も継続的にブラッシュアップしていく予定です。

今後挑戦したいこと

マッチ度の高い採用

まず、引き続き目指したいのはメインミッションである「マッチ度の高い採用」です。

実現のためには、変化し続けるチームの状態や課題をキャッチし続ける必要があると考えています。

ありがたいことに、現在チームの状態や課題をキャッチしやすい環境や体制で採用を進められているので、引き続き、スキルや経験だけでなく、ラボの解決したい課題やバリューにマッチしているかを重視した採用を進めていきたいです。

広報活動とイベント参加

次に、「マッチ度の高い採用」を達成するため、広報活動やイベント参加にも取り組みます。

本ブログの執筆やイベントへの参加を通して、ラボの魅力を発信していきます。

入社後のエンゲージメント向上施策

今後は「採用後」にも関わり、オンボーディングや制度面の整備など、人事部門と連携してエンゲージメント向上施策にも取り組みたいです。

以上、入社からの半年を振り返り、取り組んだことや今後挑戦したいことについて記載しました。

次の記事では、半年で実際に体感したラボの文化や働き方について記載します。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

クオカード デジタルイノベーションラボでは、新しい仲間を募集しています。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話させていただければと思います!

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クオカード デジタルイノベーションラボがフルスタック志向のソフトウェアエンジニアを求める理由

今回はデジタルイノベーションラボ(以下ラボ)がフルスタック志向のソフトウェアエンジニアを求める理由について、目指す組織のかたちと合わせて発信したいと思います。

選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

現状

ラボのソフトウェアエンジニアは、バックエンドとフロントエンドでチームを分けず、フルスタックで要件定義からリリースまで一貫して担当しています。

経験に応じてまずは得意な領域を主軸に担当しますが、志向に応じて未経験の領域も積極的に学び、担当範囲を広げています。その結果、各エンジニアがプロジェクトの全体像を理解し、フルスタックで取り組むと同時に、得意な領域でチームをリードしています。

例えば、入社前はバックエンドの経験しかなかったメンバーが、入社後にフロントエンドやスマホアプリ開発を学び、現在はフルスタックエンジニアとして活躍しているケースもあります。そのため、特定の領域にこだわらず、得意な領域以外も積極的に学んで担当範囲を広げたいという方がマッチしています。

目指すのは、継続的にサービスを開発できる組織

ラボがフルスタック志向のエンジニアを求める理由は、「サービスを継続的に開発できる組織」を実現するためです。この体制が重要なのは、「バス因子を減らす」という考え方に基づいています。

バス因子とは、「チームメンバーの一人がある日、バスに轢かれてしまい、その人物しか知らない特定の業務があることで、業務全体に影響を与えてしまう因子」を指します。この因子が多いと、そのメンバーが不在時に業務が滞り、チーム全体の効率が低下します。バス因子を減らすためには、属人化を防ぎ、どの作業も複数のメンバーが理解し担当できるようにすることが重要です。

ラボでは、特定の誰かだけが理解している業務をなくし、全員が幅広いスキルセットを持つことで、業務の継続性を確保しています。このためには、得意領域以外も積極的にキャッチアップし、担当範囲を広げていくフルスタック志向のエンジニアが必要です。

この体制により、チームは柔軟で強固なものとなり、継続的にサービスを開発していくことが可能になります。

バス因子を減らすことで、個人の負担を減らし、働きやすい環境を実現する

バス因子を減らすことは、属人化を防ぎ、個人の負担を軽減し、働きやすい環境を実現するために重要です。特定のメンバーしか理解していない業務があると、トラブル発生時にそのメンバーに負担が集中し、休暇が取りにくくなるなどの問題が生じます。

ラボでは、この状況を防ぐためにフルスタック志向のエンジニアを採用し、各自が幅広いスキルを持ち、様々な業務を担当できる体制を築いています。このアプローチにより、チーム全体で業務を分担し、特定のメンバーに負担が集中するのを防ぎます。結果として、誰もが休暇を取りやすく、トラブルが発生しても迅速に対応できるチームとなります。

さらに、属人化を防ぐために以下の取り組みを行っています。

オープンチャンネルでのコミュニケーション

仕様の認識合わせや問題解決は、まずSlackのオープンチャンネルで議論し、詳細な話はhuddleで行うことで、全メンバーが決定の経緯を把握できるようにしています。

録画やWikiの活用

業務に必要な情報は録画やWikiに記録し、誰でもアクセスできるようにすることで、情報の共有を徹底しています。

ペアプログラミングやモブプログラミングの導入

チームによってはペアプログラミングやモブプログラミングを導入し、コードの属人化を防ぎ、全員で機能拡張やメンテナンスを行えるようにしています。

専門チームと連携しながら、領域を横断して挑戦することもできる環境

フルスタック志向」を求めているという話をすると、「インフラや運用、テストも全て1人でフルスタックに担う必要があるのか」という質問をいただくことがあります。

全領域を一人で担当することは現実的に難しいと思いますが、得意な領域を主軸として、それ以外の領域も保守や調査をしたり、専門チーム(インフラ/QA/運用/UIUX)とスムーズに連携できるように幅広くキャッチアップいただきたいと考えています。

実際に、入社前にバックエンドやフロントエンドの経験しかなかったメンバーが、入社後にインフラ領域のスキルも習得し、現在はバックエンド・フロントエンド開発を主軸としながらTerraformの修正も行うなど、幅広いスキルセットを持つエンジニアとして活躍しています。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

クオカード デジタルイノベーションラボでは、フルスタック志向でチームで協力して開発を進めたい方の応募をお待ちしています! 少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談へのご参加をお待ちしております。

quo-digital.jp