こんにちは!
クオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)採用担当の金子です。今回は、運用チームのKさんにインタビューを行いました。入社の決め手から日々の業務、そして今後の挑戦まで、たっぷりお話をお伺いしました。ぜひ最後までご覧ください!
自己紹介
ー自己紹介をお願いします!
2024年9月に運用エンジニアとして入社したKです。現在は静岡からフルリモートで勤務しており、夫と猫との3人で暮らしています。これまでは、金融系システムのバックエンド開発や、化学メーカーでのユーザサポート、損害保険会社でのバックエンド開発保守などに携わってきました。趣味は猫と戯れることと野球観戦です。
転職のきっかけ・転職軸
ー転職を考えたきっかけや、転職の際に重視した点について教えてください。
転職のきっかけは、夫の地方移住希望です。前職が都内へのフル出社だったので、働き方を見直し、フルリモートが可能な企業への転職を検討し始めました。
ただ、「フルリモートだから」というだけで決めるのではなく、仕事内容や働く環境も重視したいという思いが強くありました。
重視した軸は、主に以下の2点です。
1. 属人化している環境ではなく、裁量をもって働きたい
2. 新しいことを学び続けたい
前職ではある程度決まったレールの中で作業を進めることが多かったため、裁量を持てる環境と、新しいことを学び続けられる環境を求めていました。これまでの経験を活かせる運用ポジションを中心に、これらの軸を満たせる職場を探しました。
入社の決め手
ークオカードに入社を決めた理由について教えてください。
テックブログの記事や選考を通して、自分の転職軸が叶えられると感じたことが決め手です。
特に「自己管理できる組織を目指している点」や「メンバーが主体的に進めている環境であること」を知り、この組織で成長したいと感じました。
また、不安に感じていたフルリモートについても、15分ルール(15分考えてわからなければ質問する)やWorking Out Loud(自身の作業内容をオープンに発信する)といった進め方が根付いていることを確認でき、「ここなら大丈夫そう」と安心できたことも大きかったです。
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入社後の印象とフルリモートへの適応
ー実際に入社されてみて、ギャップなどはありましたか?
ブログや面接で聞いていた通りだったので、ギャップはほとんどありませんでした。ただ、今まで経験したどの職場よりも、制度や進め方に独自性があるなと感じました。
特に良いと感じているのは、独自の評価制度によって、より本質的な作業に集中できるようになった点です。以前の会社では目標設定や評価面談にかなりの工数を割いていましたが、ラボではその工数を削減し、本来の作業に集中できています。
また、スピード感にも驚きました。より課題解決に繋がる方法があれば、すぐに改善される文化です。
例えば、チケット管理一つをとっても、リマインダーで十分とチームで判断すれば、翌日には運用が変わりました。
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ーフルリモートへの適応はどうでしたか?
当初は少し不安もありましたが、すぐに困っても声をあげられる安心感を感じました。これは、15分ルールやWorking Out Loudが、本当にそのまま運営されているおかげだと感じています。
最初は「こんな些細なことを聞いて大丈夫かな」と躊躇することもありましたが、他の人も積極的に質問していて、質問自体が歓迎されている雰囲気を強く感じました。「早めに聞いたり相談するほうがスムーズ」だと気づき、今では躊躇することなく何でも聞けるようになりました。
担当業務・1日の流れ
ー現在の担当業務について教えてください。
QUOカードPayのシステムの運用、監視、障害対応、問い合わせ対応、運用設計などを担当しています。
システム全体を俯瞰的に見る場面が多く、複数のシステム間の繋がりや、外部システム・データベースの関連を広く捉えるよう意識しています。
特に障害発生時には、単なるエラーログだけでなく、CPU使用率やトラフィック、過去の傾向など、広い視野で原因を特定するように努めています。
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ーこれまでのご経験が活かされている点はありますか?
ユーザサポートやベンダーコントロールの経験から、ゴールから逆算して全体を見通し、マルチタスクを進めていく対応力は運用チームで役立っていると思います。
また、バックエンドエンジニアの経験は、システムの大まかな処理の流れの理解や、エラー調査時の「あたり」を付けるのに役立っていると感じています。
ーラボでは、チームで成果を出すことを重視していますが、その中で意識されていることがあれば教えてください。
主に以下の2点を意識しています。
1点目は、オープンな議論の促進です。運用チームではイレギュラーな作業が多いこともあり、「どう進めるのがベストか?」とチームに問いかけ、意見を出し合う機会を設けています。これにより、メンバー全員の知恵を結集し、多角的な視点から最善策を見つけ出すことができていると感じます。
2点目は、属人化の防止です。作業経験のないメンバーにも「やってみませんか?」と挑戦してもらえるよう声をかけています。これにより、チーム全体のスキルセットと対応範囲が広がり、安定して成果を出し続けられる体制作りに繋がると考えています。
ー1日の流れについて教えてください。
ラボは裁量労働制を採用しているため、業務やプライベートの予定に合わせて柔軟に働くことができます。 私は基本的に8:00〜16:30の時間帯で勤務しています。
🕖7:00 起床
猫タイム(ごはんやブラッシング)と朝食。
🕖8:00 勤務開始
Slackやメール確認。タスクの棚卸しと目途立て、メインタスク対応。
🕖11:00 デイリースクラム
チーム内で進捗共有、相談、問い合わせ確認。割り込みタスクの確認も行う。
🕖13:00 昼食
お昼はSNSで見かけるズボラ飯を試したり、家にあるものでちゃちゃっと済ますことが多いです。
🕖14:00 勤務再開
🕖16:30 勤務終了
業務を終えたあとは、再び猫タイムや買い物、シーズン中は野球観戦を楽しみます。プレイボールから見れるのが嬉しいです。
大変だったこと・やりがいに感じること・成長した点
ー特に大変だったことについて教えてください。
入社後、直面した課題はAWS環境への理解でした。前職がほぼオンプレミス環境だったため、クラウドの経験が浅く、キャッチアップが必要でした。
入社後は、まず管理コンソールを触り、ドキュメントを読み込むところからスタートしました。本番環境のほかに自由に試用できる検証環境が用意されているため、手順に沿って挙動を確認しました。わからない点はメンバーに聞き、実践を通じて理解を深めていきました。
ーやりがいを感じるのはどんな時ですか?
まず大きな変化として、全てのタスクにおいて「自分で考えて仕事をする」ようになりました。目的や意味を深掘りし、不要な作業を削減することで、一つひとつのタスクをやりきった時にやりがいを感じるようになりました。
具体的なターニングポイントは、依頼されたクエリ作成への対応時です。当初、依頼通りに作成したクエリに対し、チームレビューで多角的な視点でフィードバックをもらい、依頼の背景にある真の目的まで深く考えられていなかったことに気づきました。
これを機に、依頼があった際は単に言われた通りに対応するのではなく、「何に使い、どう活かしたいのか」という目的まで深掘りし、依頼された範囲を超えて課題解決につながる提案を自ら行うよう意識が変わりました。
また、現在脆弱性診断の担当として、新しい知識を日々学べていることにも楽しさを感じています。診断企業の選定や、新しい検証環境での挙動確認など、常に新しい挑戦が続いていることにやりがいを感じています。
ー成長した点や、叶えられたことはありますか?
スキル面では、圧倒的に判断力や実行力が身についたと思います。「ある程度見通しがたったらやってみよう」と主体的に行動できるようになりました。
生活面では、プライベート時間が充実しています! 通勤時間がなくなり、好きなことに割ける時間が増え、念願の猫タイムも増えました(笑)その分、仕事にもより前向きに取り組めていると感じています。
今後挑戦したいこと
ー今後挑戦したいことはありますか?
今後挑戦したいことは大きく2点あります。
1点目は、運用全体の効率化を進めることです。チーム内の作業を自動化し、空いた時間を分析や改善に当てていきたいです。具体的には、ログやリソースをモニタリングし、課題の発見・対応することで、障害を未然に防ぐ体制を強化したいです。
2点目は、開発チームやインフラチームが本来の作業に集中できるように、現在他チームで発生している運用作業を巻き取っていくことです。最近、ライブラリ更新作業の移管を始めましたが、まだまだ効率化の余地があるので、自動化を推し進めたいと考えています。
ラボで導入しているAIツール(Claude、Devin、Geminiなど)を活用し、具体的な効率化を構築していけるような知見をつけていきたいです。
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選考を考えている方へのメッセージ
ー選考を考えている方へメッセージをお願いします。
運用チームはQUOカード Payシステムの全体を俯瞰的に見ることが多く、日々新たな学びがあります。新たな知識を得ることが好きな方や、裁量を持って主体的に取り組みたい方におすすめできる環境です。
また、チームで協力し、活発な議論を通じてお互いに高め合えるような方に、是非きていただきたいです。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
クオカードデジタルイノベーションラボでは、運用チームを始め各チームで新しい仲間を募集しています。
少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!
quo-digital.jp