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メンバーインタビュー#06 技術と主体性でQUOカードPayの安定稼働と運用効率化に取り組む、インフラチーム増田さんの挑戦

こんにちは!クオカード デジタルイノベーションラボの採用担当、金子です。 今回はインフラチームの増田さんにインタビューを行いました。 入社の決め手や日々の業務、働き方についてお話を伺ったので、ぜひ最後までご覧ください。

自己紹介

ーまずは自己紹介をお願いします。

デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)のインフラチームに所属している増田です。

2022年10月に入社しました。

前職ではメーカーの社内SEとして、新卒から社内システム向けの監視基盤の開発や保守に携わっていました。

趣味はゲームをすることと、猫と遊ぶことです。最近はHD-2D版のドラクエ3をやっていて、背景が3DCGで立体的になったり職業が追加されたりと面白くてハマっています。

入社の決め手

ークオカードに入社を決めた理由について教えてください。

転職活動で重視したポイントは以下の3つです。

まず1点目はAWSに携わること」です。 前職では当初はAWSに携わっていましたが、途中からオンプレミスも担当することになりました。自身のキャリアを考えた時、AWSに特化してスキルを磨きたいと思い、すべてAWSで構築されたラボの環境に魅力を感じました。

2点目は「多くのユーザーが利用するシステムに携わること」です。 前職では社内向けの小規模システムを扱っていたため、より多くのユーザーに利用される外部向けのシステムに挑戦したいと考えました。 QUOカードPayのような広く使われるサービスに携わることで、安定稼働やセキュリティ強化に貢献したいと思いました。

3点目は「新しい技術やサービス導入への積極的な取り組み」です。 選考中に、「課題解決のために有効な新しい技術やサービスを積極的に導入する姿勢」があることを知り、これに共感しました。

さらに、選考の中で15分ルール「オープンコミュニケーション」といった大切にしている価値観を知り、フルリモートでもスムーズに連携できる環境だと感じたことも決め手となりました。

入社後の感想

ー実際に入社してみてどうでしたか?

業務内容はイメージ通りでした。 特に前職では経験できなかった外部公開サービスのインフラ構築やセキュリティ関連業務、インフラのコード化など、新しい技術を学びながらスキルアップできている実感があります。

また、新しい技術やサービスの導入についても、Github CopilotやChatGPT、ACM's O'Reilly Online Learning Platformなど、課題解決のために有効な新しい技術やサービスが積極的に導入されていて、エンジニアが働きやすい環境が整備されていると感じます。

ーフルリモートでの働き方にはすぐに慣れましたか?

はい。比較的すぐに慣れることができました。 困ったときはSlackやWikiで解決法を見つけることが多いですが、それでも解決しない場合は「15分ルール」や「Working Out Loud」のルールに従い、積極的に相談します。 明確な方針がルールとして明示されているので、安心して発信することができます。

ー1日の流れについて教えてください。

8時頃に起床し、朝食をとり猫の世話をします。

勤務時間は裁量労働制のため、出退勤の時間は個々で決められるのですが、私は主に9:00〜17:30で働いています。

夜は猫と遊んだりゲームをするのが日課です。 フルリモートのおかげで猫と過ごす時間が増えたのは嬉しいですね。 ただ、運動不足から1年で10kg太ったので、散歩を始めました。ランニングにも挑戦しましたが、まともに走れなかったので、徐々に頑張ろうと思っています(笑)

担当業務

ー現在の担当業務について教えてください。

QUOカードPayおよび関連システムのインフラの設計、構築、監視、自動化などを担当しています。

インフラチームは現在3名で、属人化を防ぐ仕組みを作り進めています。 (詳細はインフラチームのSさんのインタビューで紹介しているので、是非ご覧ください。)

また、運用チームや開発チームと連携しながらインフラ構築や監視対策を進めることも多いです。

ーチーム内外とのやりとりで、心がけていることはありますか?

前職では、トップダウンで決まったことをこなしていくような進め方が多かったのですが、ラボでは、当事者意識を持ち、主体的に動くことが求められています。 最初はチームメンバーの主体的な動き方を参考にしながら、自分でも「課題解決のためにどうすれば良いか」を考え、自ら提案や行動を起こすよう心がけています。

大変だったことややりがい

ー特に大変だったことややりがいに感じたことについて教えてください。

最も大変だったのは、「攻撃的なアクセスへの対応」です。

QUOカードPayは誰でも利用可能なサービスであるため、攻撃的なアクセスが発生することがあります。その対策として、AWS WAFを活用し、様々なブロックルールを設定して防御しています。 ただし、対策を講じると新たな攻撃手法が試される、「イタチごっこ」のような状況が続きます。

そこで、この対策作業に過度に手間を取られないように、ブロック設定の自動化やマネージドルールの活用に取り組んでいます。このような対策を通じて攻撃をブロックし、システムが安定して稼働していると実感できたときに、大きなやりがいを感じます。

また、インフラチームのミッションの一つでもあるコスト削減もやりがいを感じています。 たとえば、Datadogの契約内容や設定を見直し、サポートの協力を得ながら月額費用を約500ドル削減することができました。こうした結果が数値で見えると達成感があります。

今後挑戦したいこと

ーさらに今後挑戦したいことはありますか?

人が手作業で行っている業務をさらに自動化し、システム運用の効率化を進めたいです。自動化によってヒューマンエラーのリスクを減らしたり、24時間自動対応が可能になるメリットもあると思います。特に、WAFのブロック設定のように繰り返し作業になる部分の自動化を目指しています。

また、ラボではこの1年ほどでメンバーが増え、Skackの雑談用チャンネルやtimesといったコミュニケーションが活発になっています。新しく入ったメンバーが早く馴染めるよう、積極的にコミュニケーションを取ることも心がけていきたいと思います。

選考を考えている方へのメッセージ

ー現在インフラチームも新たなメンバーを募集中ですが、どんな方に入社してほしいですか?

ラボの目指す方向性や進め方に共感してくださる方に是非入社してほしいです。

インフラチームとしては、AWSに関する知識や経験を活かし、QUOカードPayのインフラを一緒に支えていける方を歓迎します。

お互いに成長し合いながら、チーム全体でスキルアップを目指していける関係を築ける方をお待ちしています。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボでは、インフラチーム始め各チームで新しい仲間を募集しています。 少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

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