こんにちは!
前の記事ではクオカード デジタルイノベーションラボが目指す姿・方向性と進め方についてを紹介しました。
今回はそれらを実現するためのコミュニケーションのガイドラインを紹介します。
前の記事を読んでから本記事をお読みいただくことで、さらにクオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)について知っていただける内容になっているかと思います。
選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
前提
前の記事で紹介した「目指す姿・方向性」「進め方」と同様に、本記事で紹介する「コミュニケーションのガイドライン」についても、社内のドキュメント管理ツールの一つとして利用しているBacklogのWikiに明記されており、誰でも確認することができます。
また、ラボでは入社後2週間をオンボーディング期間とし、実際にチーム内のコミュニケーションを感じながら、「目指す姿・方向性」「進め方」「コミュニケーションのガイドライン」への理解を深めていただきます。
これらの基本的な方向性は今後も変わらないと思いますが、日々チームでコミュニケーションをとる中で改善・追加した方が良い点があれば、適宜ブラッシュアップしています。
コミュニケーションのガイドライン
ここからは、実際の内容を理由と合わせて紹介します。
オープンコミュニケーション
- SlackのPublicなチャンネルでやりとりする等、極力オープンなコミュニケーションを取る。
※個人情報、機密情報などをやりとりする時はDMにする。
※オープンでないコミュニケーションとは、SlackのDMやPrivate channelでのやりとり、宛先を絞ったメールなど。
理由
全員が同じ情報を入手できるようにすることで、意思決定の理由や背景を確認できるようにするため
問題を早期に発見できるようにするため
意見やフィードバックを受けやすくすることで、新しい発想や解決策が生まれやすくするため
情報のやりとり
ストック情報
BacklogのWiki、Google Drive等に作成する。
作成に着手した段階でURLを共有する。
フロー情報
話した内容を後から追跡できるように、可能な限りSlackのPublicなチャンネルでやりとりする。
極力オープンコミュニケーションにしたい為、メールはできるだけ廃す。
各人が抱えているタスクの状況は周りから把握しにくいため、適宜Backlog/Jiraチケットを更新し、他の人が把握できるようにする。
何か情報のやりとりをする場合、URLがあるものはそれを共有する。
※例えばBacklogチケットの内容について話したい場合、dev-111の件ですがのような形ではなく、そのチケットのURLも記載する。
- 後続作業がある場合、画面キャプチャではなくコピペできるテキスト情報を共有する。
理由
できるだけ自分が何やってるか、他の人が把握できるようにするため。
そうすることで、作業の成果だけでなく、その過程での思考プロセスも可視化され、他のメンバーからのフィードバックや知見を得る機会が増え、作業の効率化や品質向上につながるため。
Slackのやりとり
メッセージを読んだ場合は、必ずスタンプまたはメッセージなどで何らかの反応を示す。
意図が明確にわかる場合を除き、スタンプのみの反応は極力避け、具体的な返答や確認のメッセージを送る。
込み入った話になったらSlackの音声通話やGoogleMeetなどでオンラインMTGを行う。
以下のような発言は不要なのでやめる。
-お疲れ様です
-お忙しいところすみません
-お忙しいところ申し訳ありません
- 以下のようなコメントだけ先行して送ると相手が待ってしまうのでやめる。※用件を直接送るようにする
-今よろしいでしょうか
-XXXについてお伺いしたいのですが
理由
- 相手にとって必要な情報を適切にやりとりすることで、迅速で効果的なコミュニケーションを図るため。
MTGを行う場合
トピックを基にタイムボックスと参加メンバーを決めて実施する。
不参加だったメンバーにも内容が共有できるように結論はSlackに投稿する。
時間内に終わらなかったら一旦そこで終了する。
何かを説明するようなMTGは後から入社してくる人の為、録画を残す。
理由
会議の目的を明確にし、効率的な議論を行うため。
必要に応じて将来的なリファレンスを確保するため。
相手の想像力に頼らず、必要な情報を漏れなく伝える
何について話しているのか・何をしてほしいのかを明確にする。
緊急度や対応の期限を明示する。
話題の文脈や背景を明確に説明する。
相手の意見に対する自身の考えを具体的に伝える。
理由
- 相手の認知負荷を減らし、早期に課題解決を実現するため。
アサーティブコミュニケーション(アサーションスキル)
コミュニケーションのタイプ
- アサーティブ(攻撃的タイプと非主張タイプの黄金比)←これを目指す
自分の気持ちを率直に伝えつつ、なおかつ相手の気持ちも考えられる
- アグレッシブ(攻撃タイプ)
相手の気持ちを配慮せずに自分の意見を一方的に主張するタイプ
- ノン・アサーティブ(非主張タイプ)
過度に相手の反応を気にし、自分の意見や感情を表現できないタイプ
- パッシブ・アグレッシブタイプ
陰口や態度で表現する、遅延や協力しない態度、皮肉などを通じて不満を示すなど間接的・消極的に不満を表現するタイプ
- 参考サイト
https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000202/
https://www.kaonavi.jp/dictionary/assertion/
理由
- 正しいものを作るため、社内外注(御用聞き)にならないようにする必要があり、そのためにはアサーティブなコミュニケーションを取れるスキルが必要なため。
フィードバック
- コードの書き方やタスクの進捗などその他もろもろ、改善点や問題点を見つけた場合は躊躇せず指摘するようにする。
理由
指摘しないと成長機会の提供ができないため。
チーム全体のことを考え、指摘をすることでチームで成長できるようにするため。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボではこれらの目指す姿・方向性や進め方に共感してくれる新しい仲間を募集しています。 少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!
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