今回はクオカード デジタルイノベーションラボのスクラムの流れについて紹介します。
選考を検討いただいている方や今後に向けて広く情報収集されている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
前提
クオカード デジタルイノベーションラボの開発チームは「Payチーム」「新規チーム」「ECチーム」の3つに分かれています。チームによって一部アレンジしている部分もありますが、基本的な進め方は共通しています。ここでは、新規チームの現時点での進め方について紹介します。
過去記事では、プロダクトバックログの作成方法や、脱社内外注を進めた話も紹介していますので、ぜひご覧ください。
全体の流れ
2週間スプリントで進めています。 スプリントの最初にプランニングを行います。 スプリント期間中は、毎日デイリースクラムを行い、週に一度リファインメントを行います。 スプリントの最終日には、スプリントレビュー、レトロスペクティブを行い、スプリントが完了します。
各スクラムイベントの詳細
スプリントプランニング
いつ実施しているか:隔週火曜日 タイムボックス:120分
実施内容
スプリントで対象にするPBIの選択(基本的には高優先度のものから)
スプリントゴールの設定
必要に応じて、PBIを完了させるために必要な作業の洗い出しや作業の具体的な方法(How)についても議論
デイリースクラム
いつ実施しているか:毎日 タイムボックス:15分
実施内容
開始時までに各自以下の内容を投稿
前回のデイリーからの進捗報告
次回のデイリーまでに実施する予定の作業
連絡事項、問題点、その他
全体で確認
他部署との確認状況
レトロスペクティブで話し合った改善点の実施状況
スプリント計画の達成度合い
リファインメント
いつ実施しているか:毎週木曜日 タイムボックス:60分
実施内容
プロダクトバックログアイテム(以降PBI)の確認、必要あれば内容の変更を検討
PBIが大きければ分割し、見積もりと優先順位付けを行う
見積もり手法:相対指標である「ポイント」に基づいた見積もりで、プランニングポーカーにより決定
スプリントレビュー
いつ実施しているか:隔週火曜日 タイムボックス:30分
実施内容
ステークホルダーに作業の結果をデモ形式で提⽰し、フィードバックを得る
プロダクトゴールに対する進捗について話し合う
全ての作業を画面でデモするが、難しいタスクの場合は説明のみ行う
レトロスペクティブ
いつ実施しているか:隔週火曜日 タイムボックス:30分
実施内容
KPTを用いた振り返り
Keep(継続するべきこと)
Problem(課題となっていること)
Try(今後の挑戦)
振り返りの手順
Backlogのボード上で、KeepとProblemを挙げる
課題となっている点について解決策を議論し、Tryとして設定する
大事にしていること
チームで協力して進める
デジタルイノベーションラボでは「チームで協力して進めること」を大切にしていて、スクラムを進める中でも、チーム全体で協力し合うことを重視しています。
改善し続ける
「当事者意識を持ち、本来すべきことを行うこと」も、デジタルイノベーションラボで大切にしている価値観の1つです。チームメンバーは、課題解決に向けて自ら考え、良いアイディアがあれば積極的に提案し、改善を続けています。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
クオカード デジタルイノベーションラボでは、新しい仲間を募集しています。
少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話させていただければと思います!