こんにちは! クオカード デジタルイノベーションラボで採用を担当しております、金子です!
1つ前の記事「「エンジニアにとって魅力的な会社でエンジニア採用がしたい」私がクオカードに入社した理由」ではクオカードに転職するまでの経緯について振り返りましたが、この記事では入社後のオンボーディング体験を振り返ってみたいと思います。
※オンボーディングとは 乗り物に乗っていることを意味する「on-board」を由来とし、新しい仲間の順応を促進する取り組みを指す言葉です。 人事用語では、新しく会社・組織に加わった人材にいち早く職場に慣れてもらうことで、組織への定着・戦力化を促進するための取り組みのことを指します。
それぞれの取り組みにおいて、よかったと感じた点とより良く改善したいなと思った点もありのまま書いていきたいと思うので、これからクオカードに入社される方や少しでも興味を持っていただいた方の参考となれば幸いです。
オンボーディング体験記
早速入社初日からのオンボーディング体験を振り返ります。 なお、以下の内容はあくまで「デジタルイノベーションラボの採用担当」である私個人の話になりますので、所属するチームやロールによって多少異なることをご留意ください。 (今後は他のメンバーのオンボーディング体験も発信していけたらと考えています!)
1日目
デジタルイノベーションラボは、基本フルリモート(出社もOKだが、遠方に住んでいるメンバーもいたり、現状はほぼフルリモート)ですが、入社初日のみオフィスへの出社をお願いしています。 理由としては、セキュリティ面でオフィスでしか設定できないものがあるためです。 ということで私も初日はオフィスへ出社しました。 その日はもう1名QAエンジニアのYさんが同日入社ということで同期の存在に勝手に一気にテンションが上がりました(笑)
そして選考は全てオンラインだったので、画面上で会っていた方々とリアルで会える、あのなんとも言えない嬉しさを噛み締めつつ、まずは全社朝会に参加し、自己紹介をしました。 (クオカードでは毎月1日にオフィスとオンラインのハイブリッドで全社朝会が開催されていて、代表からのお話や各チームからの共有、新入社者の挨拶などが行われています)
そこからは、まずはPCの設定や各アカウントの登録を進めます。私は人生初Macということもあり、色々と苦戦していたのですが、サポートとして出社してくれていたQAエンジニアのHさんがとても丁寧に教えて下さったこともあり、なんとか無事設定が完了しました。
そしてその日はデジタルイノベーションラボで歓迎ランチをしていただけるということで、普段はリモートのメンバーも出社していて、みんなで叙々苑の焼肉弁当を美味しくいただきました。(事前に叙々苑の焼肉弁当のことは聞いていたので、密かにとても楽しみにして家族にも自慢していました) クオカードでは、コミュニケーション支援として、社内懇親会費助成制度というものがあり、各部・課・グループごとに1人当たり1回5,000円が年間4回まで補助されます。 今後もこの制度を活用してチームの懇親を深めていきたいと企んでいます。
よかった点
歓迎ランチではチームの雰囲気を知ることができ、安心しました。基本はリモートでのコミュニケーションがメインとなるので、ここで1度直接多くのメンバーと会うことができてよかったです。
より良く改善したい点
ランチ会場は大きい机がどーんとある会議室だったのですが、遠い席の方とはほとんど話せなかったので、次歓迎ランチをする際にはできる限り全員と会話できるような工夫ができればと思っています。
2日目午前中
2日目からはリモートとなり、午前中に人事担当者から入社時説明をしてもらいます。内容としては勤怠や給与、人事制度や評価制度、福利厚生サービスの案内など、実務以外の部分で働く上で知りたい情報を丁寧に説明してもらいます。
よかった点
選考時にも知りたいことは質問していたのでほぼ把握していましたが、より詳細な説明をしてもらい安心しました。 そして、入社時に「info連絡網○○さん_○年○月入社」という人事メンバーとのチャンネルが作成されるので、その後も手続き等に関してなにか気になる事や心配な事があれば気軽に問い合わせることができるのもありがたかったです。
2日目午後〜2週間
人事からの入社時説明が終わった後は、実際の実務に入る前のキャッチアップを進めます。 ここでも具体的にどのようなことをしたか、振り返ってみたいと思います。
ドキュメントや映像でのキャッチアップ
まずオンボーディング時に確認すべき情報として、BacklogのWikiに「チームのミッション・ビジョン」や「目指す方向性」、また「何を」「どう作るか」や「開発の進め方」「コミュニケーションガイドライン」といった情報が明記されています。 また、システム構築環境についての説明動画やサービスについてのドキュメント等でキャッチアップを進めていきます。
よかった点
実務に入る前にこれらの情報をインプットすることで、チームの皆と共通認識を持つことができ、コミュニケーションが取りやすくなると感じました。 特に目指す方向性やコミュニケーションガイドラインがしっかりと明記されているのを見て、それらを体現しているチームの仲間になれたことが嬉しく、自分もこれからしっかり体現していきたいと感じました。 また、全社でオープンコミュニケーションを実践し、人事情報などのセンシティブな情報を扱う場合以外はほぼ全ての情報にアクセスできるため、決定事項だけでなく決定までのプロセスも知ることができてよかったです。
適宜改善したい点
スタートアップのようなスピード感を大切にしているデジタルイノベーションラボは、おそらく今後も変化し続ける組織です。いつ誰が入ってきても正しく必要な情報にアクセスできるよう、これらのドキュメントのアップデートをし続けていきたいと思います。 (実際に、リーダーである齋藤さんから「セットアップで引っかかったところやドキュメントでわかりにくいところがあったら改善したいので教えてください」と連絡があり、気になった点を伝えたところすぐに修正してもらえました。)
デイリーやスクラムイベントへの参加
デイリーやスプリントレビュー、振り返り、プランニング、リファインメントなどのスクラムイベントへ参加し、チームで取り組んでいるプロジェクトにおける理解を深めていきます。
よかった点
1番最初に参加した回にて、メンバーの方が「このMTGではこんなことしてます」という説明をしてくれて、安心して参加することができました。
ヘルプチャンネル
このブログでも何度か発信されている通り、デジタルイノベーションラボでは「15分ルール」を導入していて、15分調べてもわからないことはヘルプチャンネルでヘルプを出そう、というルールになっています。 そのヘルプチャンネルには、デジタルイノベーションラボ全チームのメンバーが参加していて、ヘルプに対して知見を持ったメンバーが回答をしてくれます。 オンボーディング期間中も、このヘルプチャンネルを活用してわからないことがあれば気軽に質問することができます。
よかった点
最初はわからないことを「誰に」「どのチャンネルで」聞けば良いのかわからない、ということがあると思うので、それがわからない状態でも「誰か知っている人教えて〜!」と安心して質問できるヘルプチャンネルの存在はありがたかったです。
書籍
入社時に以下2冊の書籍が渡され、オンボーディング期間に読了します。
・あなたのチームは、機能してますか?
・アジャイルな見積りと計画づくり
よかった点
上記2冊はそれぞれデジタルイノベーションラボが目指す組織のかたちや目指す開発の進め方について書かれており、ここでもチームで目指したい方向性について共通認識を持つことができました。
雑談会
週に1度、新入社者とチームシャッフルの4〜5人のメンバーでオンラインでの雑談会(1回30分×4回)が実施されます。これまでの経歴や趣味などが書かれた自己紹介スライドを用いて、お互いの自己紹介をします。残りの時間はそれぞれの趣味について話したり、新入社者である私から気になったことを質問させてもらったりしました。
よかった点
メンバーの人となりを知ることができてよかったです。先述の通りMac初心者の私は、おすすめのツールなどを聞いたところ、皆さんありがたい情報を提供してくれて嬉しかったです。
より良く改善したい点
オンラインならではの難しさではあると思うのですが、チームが異なり業務上のやりとりをしたことがないメンバーもいるので、開始時に若干緊張感のある空気が漂っていました。 今後は採用担当としてやりとりしたことがある私が全ての会に参加させてもらうことで「あ、知ってる顔だ!」と、少しでも緊張感を拭えればと思っています。
最後に
実際のオンボーディング体験を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか。 今後は採用担当として、ご入社を決めていただいた方が入社後に安心できる、そしてより活躍できるような新たなオンボーディング施策も考えていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
クオカード デジタルイノベーションラボでは新しい仲間を募集しています。
少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話させていただければと思います!