QUO CARD Digital Innovation Lab Tech Blog

クオカード デジタルイノベーションラボの技術ブログです

本質的な業務に集中できる環境を作るため、AI議事録作成ツール「Circleback」を導入した話

はじめに

クオカード デジタルイノベーションラボ(以下、ラボ)では、「エンジニアが本質的な業務に集中できる環境」を目指し、業務の自動化や効率化につながるさまざまなツールの導入・運用に取り組んでいます。

関連記事

今回はその一環として導入したAI議事録作成ツール「Circleback」についてご紹介します。

AI議事録作成ツールの導入を検討されている方や、ラボへの応募をお考えの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

サービス概要

Circlebackは、文字起こし・要約機能を備えたAI議事録作成ツールです。 詳しくは公式サイトをご覧ください。

support.circleback.ai

導入背景

ラボではこれまでも文字起こしサービスを活用していましたが、勉強会やインタビューなど、一部の場面に限定して利用していました。

それ以外のミーティングでは、簡易的な議事メモをSlackで共有していました。

「あとから重要なポイントを確認できれば十分」という方針のもと、大きな工数はかけていなかったものの、日々の積み重ねとして一定の時間を要していたのが実情です。

また、都度メモを投稿していたため、「どのチャンネルに投稿したか分かりづらい」「検索しづらい」といった課題もありました。

こうした背景を踏まえ、議事録作成の自動化・効率化を図るべく、以下の理由からCirclebackを選定しました。

1.カレンダー連携による自動録音・文字起こし

Outlookの予定表と連携することで、スケジュールされた会議を自動的に録音・文字起こしします。たとえ自分が会議に参加できなかった場合でも、記録は自動で作成されます。

2.AIによるインサイト抽出

文字起こしデータをAIが分析し、会議の要点やアクションアイテムを自動抽出。重要な情報を効率よく把握できるようになります。

3.外部サービスとの連携

「Automations」機能を使うことで、議事録をSlackに自動投稿することができます。

導入〜利用までの流れ

トライアル実施と月契約の採用

まずは各チームから1名ずつ代表者を選出し、トライアルを実施しました。

期間中に文字起こしの精度や使用感を確認し、問題がないことを確認したうえで、本格導入に進みました。

導入に伴う稟議作成やアカウント発行などの事務手続きは、「エンジニアが本質的な業務に集中できる環境を整える」という方針のもと、ラボ専任の事務担当が一括で対応しています。

また、こうしたツールは進化のスピードが早いため、より良いサービスが登場した際に柔軟に切り替えられるよう、月契約を選択しています。(多少コストが高くなっても、課題解決につながる柔軟な運用を重視しています)

利用ガイドラインの策定

最初にデイリーミーティングで活用したインフラチームが中心となり、ガイドラインや自動投稿の設定内容を整備し、ラボ全体に共有してくれました。

ガイドラインは、新しく入社したメンバーもすぐに確認できるよう、BacklogのWikiにまとめられています。

実際に使ってみて感じた効果

Circlebackを導入したことで、チーム内では以下のようなポジティブな変化がありました。

1.議事メモが不要に

AIによる自動要約機能のおかげで、ミーティング中にメモを取る必要がなくなり、参加者全員が発言や議論に集中できるようになりました。

2.Slackへの自動投稿で情報共有が効率化

ミーティング終了後、自動で要約が生成され、 Slack内の議事録共有専用チャンネルに自動投稿されます。この仕組みにより、情報共有の手間が削減されました。

※ただし、採用面談などプライバシー保護が必要なものについては自動投稿を行わず、関係者のみに共有しています。

3.情報の透明化と効果的なナレッジ蓄積

議事録共有専用チャンネルにはラボのメンバー全員が参加しており、他チームのミーティング内容も確認することができます。その結果、組織全体での情報の透明性が向上しました。

また、議事録を1つのチャンネルに集約することで検索性も高まり、中長期的なナレッジの蓄積にもつながっています。

課題や改善に対する取り組み

実際に使ってみて感じた課題と、それに対する今後の対応方針をご紹介します。

1.Slackハドルとの連携

Slackハドルとの連携は現在β版が提供されていますが、動作が不安定なため、現時点ではGoogle Meetを主に活用しています。

Slackハドルにも安定して対応できるようになれば、より突発的な会話にもスムーズに対応できるようになると期待しています。

2.固有名詞の認識精度

現時点では、 一部の専門用語や固有名詞については、誤認識が発生するケースもあります。

必要に応じて辞書登録機能を活用することで、精度向上が見込まれます。

AIサービスは進化のスピードが非常に速いため、今後さらに適したツールが登場した際には、積極的に比較・検討を行っていく方針です。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

ラボでは、新しい技術やツールを積極的に取り入れながら、エンジニアが本質的な業務に集中して取り組める環境づくりを進めています。

そんな環境の中で、チームの成果を共に最大化していきたい仲間を募集中です!

少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアル面談でお話しましょう。 quo-digital.jp

クオカード デジタルイノベーションラボのフルリモート環境におけるオンボーディングとは?

こんにちは。クオカード デジタルイノベーションラボ(以下、ラボ)の採用担当・金子です。

今回は、ラボでのフルリモート環境におけるオンボーディングについてご紹介します。

ラボへの応募をご検討中の方や、今後のために情報収集している方の参考になれば嬉しいです。

はじめに

ラボでは、原則フルリモート勤務を採用し、全国から多様なメンバーが参画しています。 その中で、新しく入社される方が不安なく業務を始められるよう、継続的にオンボーディングを改善してきました。

以前、私の入社時体験をまとめた「クオカード デジタルイノベーションラボのオンボーディング体験記」を公開しましたが、その後も細かい改善を重ねています。

今回は、現時点でのオンボーディングの全体像をご紹介します。

入社初日

ラボでは原則フルリモート勤務ですが、VPN・2段階認証などのセットアップのため、入社初日のみオフィスへの出社をお願いしています。

初日のスケジュール

  • 全社朝礼での自己紹介
  • オフィスのご案内
  • 入社手続きのご案内
  • VPN・2段階認証などのセットアップ
  • チームメンバーとのランチ交流

月初に行われる全社朝礼は、オフィス参加とオンライン参加のハイブリッド形式で実施しています。録画もあるため、2回目以降は任意での参加となります。

2日目以降(7日間)

入社2日目以降から始まる7日間のフルリモートでのオンボーディング期間では、ラボ独自の進め方やコミュニケーション文化に慣れていただくことを重視しています。

※業務に関するキャッチアップは、オンボーディング期間終了後に行います。

手順書に沿って作業を進めるとともに、疑問点や進捗を随時共有してフィードバックを受けることで、ラボの進め方に慣れていただきたいと考えています。

入社時説明

人事担当より、以下の就業関連情報をご説明します。

  • 勤怠・給与・休暇などの人事制度
  • 評価制度・福利厚生制度

オンボーディングチェックリスト

入社2日目以降に行うべきタスクを明確にし、進捗を可視化することで漏れを防ぎ、適切なタイミングでフォローを行うためのリストです。

参考:実際のチェックリストの一部です。

アカウント発行・セットアップ

チェックリストに沿って、手順書を参考にしながら、アカウント発行やセットアップを行います。

ドキュメントでのキャッチアップ

Backlog Wikiなどの社内ドキュメントで、以下について理解を深めていただきます。

  • ラボのミッション・ビジョン・開発方針
  • コミュニケーションガイドライン

参考:実際のWikiの一部です。

書籍を活用した理解促進

以下の書籍を貸与し、目指す組織象への理解を深めていただきます。

所属チームの朝会に参加

チームの朝会に参加し、日々の進め方やコミュニケーションスタイルをつかんでいただきます。

雑談会の実施

週1回・全4回のオンライン雑談会を開催し、ラボ内でのチーム横断での交流の機会を設けています。

  • 自作のスライドで自己紹介
  • 共通の趣味や気になるトピックがあればざっくばらんに雑談

参考:実際のスライド

サポート体制

ヘルプチャンネルの活用

ラボでは、「15分調べても解決しない場合は、Slackのヘルプチャンネルで状況を共有し、他のメンバーにヘルプを依頼する」という、「15分ルール」を設けています。

オンボーディング期間からこの進め方に慣れていただけるよう、わからないことがあれば、遠慮なくヘルプチャンネルで質問してもらうことを推奨しています。

質問には、知見のあるメンバーが素早く反応し、サポートしてくれるので、「チームで協力して進める」文化を実感していただけるはずです。

質問内容やつまずきポイントは手順書に随時反映し、次の入社者がよりスムーズに進められるよう改善を重ねています。

参考: * 15分ルールを導入しました

実際の投稿をいくつか紹介します。

timesチャンネルの活用

ラボでは「Working Out Loud」という働き方を推奨し、自分の作業や考えをオープンに共有することを大切にしています。

その一環として、Slackの個人分報チャンネル(times)では、日々の作業や困りごと、気づきなどを気軽に発信しています。

進め方や考え方が可視化されることで、フィードバックやサポートが得やすくなり、学びや効率化にもつながります。

オンボーディング中も、進捗や不安を発信することで、他のメンバーからのアドバイスやサポートが得やすくなります。

参考:

実際の投稿をいくつか紹介します。

採用担当との1on1

オンボーディング期間中、1〜2日に一度の頻度で採用担当との1on1を実施します。 些細なことでも気軽に相談いただけるよう、こまめな対話を心がけています。

  • チェックリストの進捗確認
  • 不安点・疑問点の相談
  • 気づきや悩みのヒアリング

オンボーディング終了後の流れ

7日間のオンボーディング期間が終わると、各所属チームでの業務が始まります。

はじめは、環境構築や手順書に沿ったタスクの実施からスタートし、少しずつチームの進め方や業務の流れに慣れていっていただきます。

「15分ルール」や「Working Out Loud」といったラボの進め方に則り、分からないことや困ったことがあれば、安心して積極的に発信・相談できる環境が整っています。 チームで助け合いながら、業務に慣れていっていただければと思います。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

ラボでは、フルリモート環境でも安心して立ち上がれるオンボーディングを目指し、日々改善を重ねています。 フルリモートで働きながら、チームで成果を出す環境に興味のある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

quo-digital.jp

少しでもご興味を持っていただけた方は、カジュアル面談でお話ししましょう!

クオカード デジタルイノベーションラボの室長ってどんな人?メンバーに匿名アンケートとってみました!

こんにちは!クオカード デジタルイノベーションラボ(以下、ラボ)の採用担当 金子です。

今回は、ラボの室長兼プロダクトオーナー 齋藤さんについて、メンバーが匿名で答えたアンケート結果をご紹介します!

「どんな人がチームを率いているのか?」「どんな雰囲気で働いているの?」そんな疑問を持っている方に、少しでもラボのリアルな空気が伝われば嬉しいです。

アンケート概要

  • 回答者:ラボのメンバー
  • 形式:より率直な意見を集めるため、匿名アンケート形式で実施しました。
  • 質問内容:

※問1~問5は、5段階評価での回答です。

-問1. チームやプロジェクトの方向性をわかりやすく示し、技術と事業のバランスを取った判断をしている(ビジョン策定・戦略性)

-問2. 他部署や経営層とのやりとり、チーム内での対話を円滑に行っている(コミュニケーション・調整力)

-問3. チーム全体が成長しやすく、安心して働ける組織づくりに貢献している(チーム育成・組織づくり)

-問4. メンバーの自発的な成長を促し、適切なタイミングでフィードバックを行っている(コーチング・フィードバック)

-問5. 開発や組織運営において、データに基づいた改善や意思決定を行っている(データ志向・プロセス改善)

-問6. 齋藤さんを一言で表すと?理由も教えてください。

-問7. 齋藤さんの「強み」や「すごいと思うところ」があれば教えてください。

-問8. 「ここは改善してほしい」「もっとこうなったら嬉しい」と思う点があれば教えてください。

-問9. 齋藤さんとの印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

-問10 .齋藤さんに向けてメッセージがあれば自由にどうぞ!

アンケート回答紹介

問1. チームやプロジェクトの方向性をわかりやすく示し、技術と事業のバランスを取った判断をしている(ビジョン策定・戦略性)

問2. 他部署や経営層とのやりとり、チーム内での対話を円滑に行っている(コミュニケーション・調整力)

問3. チーム全体が成長しやすく、安心して働ける組織づくりに貢献している(チーム育成・組織づくり)

問4. メンバーの自発的な成長を促し、適切なタイミングでフィードバックを行っている(コーチング・フィードバック)

問5. 開発や組織運営において、データに基づいた改善や意思決定を行っている(データ志向・プロセス改善)

問6. 齋藤さんを一言で表すと?理由も教えてください。

リーダーシップ・マネジメント

  • インテリジェントキャプテン(多角的視点や統率力、フィードバック力など、知性で組織を引っ張っていると感じるため)
  • 頼れるリーダー(困ったら助けてもらえそうな信頼感がある)
  • 尊敬できる上司
  • 羅針盤(豊富な知識で組織の方向性を示しつつもメンバーの自律を促すため)

スキル・業務面

  • CTO(最新技術を試行しつつ、業務改善に取り入れている)
  • 開発もマネジメントも両方できるすごい人(普段の業務の印象から)

人柄・性格

  • フラットな人
  • 齋藤さんは齋藤さん(唯一無二的なところがあるので)
  • 凪(すごく落ち着いていて、感情の振れ幅が少ない印象。常に穏やかな印象)
  • シンプル(話し方も仕事の進め方もシンプルな印象)
  • 臨機応変
  • 行動が早い
  • 外資系にいそう
    • 理由:
      • 自己管理を重視したチームづくり
      • ワークライフバランスを大切にしてくれる
      • フラット
      • ロジカル
      • フィードバックが率直
      • 服装がカジュアル

面白さ・ユーモア

  • 面白い。雑談会や全体振り返りでの冗談が面白い。
  • 実は面白い。
  • 免許ないのにバイクが欲しい人(最近聞いたから)

問7. 齋藤さんの「強み」や「すごいと思うところ」があれば教えてください。

リーダーシップ

  • リーダーシップがあるところ
  • ラボの目指す姿が明確で、そこへ向かう推進力がすごい。
  • 言動に一貫性があるところ
  • フィードバックの伝え方が上手だなと思っています。難しい内容や時に厳しい指摘であっても、相手を否定することなく、前向きに受け取れるよう工夫されているように感じます。

プロダクト・技術力

  • プロダクト目線がしっかりしていると感じます
  • システム開発に関してはオールラウンダーなので、どの分野でも的確なアドバイスができるところ
  • DevinやCursorなどの新しいツールを積極的に業務に取り入れているところ、また、効果がない場合にやめる判断が早いところ
  • 新しい開発ツールなどを選ぶセンスが良い
  • 常にトレンドを追って新しい技術は積極的に取り入れているイメージがある。取り入れて終わりではなく、メンバーにフィードバックを求めて常に組織を改善しようと動いている。

スピード・洞察力

  • スピード感がすごいことです。良いと思った技術や考え方などを即座に取り入れ、開発メンバとしても知見がいち早く得られます。
  • スピード感。判断やレスポンス、物事を進めるスピードが早いところ。
  • 洞察力の高さ。視野が広く、本質を見抜く力があるところ。
  • 掌握力(Slackのレスの早さ)
  • Slackで多くの情報が飛び交う中でも、状況をしっかり把握しているのがすごいなと感じます。
  • 広範囲に目を配ってくれているように感じます。リアクションや決断も早いなと思っています。

人柄

  • 基本的に動じないところ
  • ハードスキル・ソフトスキルともハイレベルなところ

問8.「ここは改善してほしい」「もっとこうなったら嬉しい」と思う点があれば教えてください。

  • 面接で雑談をもっとした方がいいかも?笑
  • 圧が強いと感じるので、冗談が冗談に聞こえない。もっと雑談すれば少しは良くなる?
  • 話がシンプルすぎて理解できない時がある
  • 齋藤さんの考えを語ってもらえると嬉しく思います。

問9. 齋藤さんとの印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

採用面接でのエピソード

  • 採用面接していただいた際、かなり無駄がなくスピーディーだったこと(好印象)
  • 面接で確実に落ちたと思ったら、受かってた。
  • 採用面接の時間が短くて(いくつか受けたけど最短だったと思います)、無理だったかーと思いきやOKだったこと

入社後のエピソード

  • 入社初日にランチに行ったこと
  • 入社してすぐの頃、ラボの考え方に沿わない言動をおこなっておりましたが、即座にフィードバックをいただき、多少言いにくいことも伝えていただけたのでよりラボでの業務が円滑に行くようになりました。

性格・キャラクターに関するエピソード

  • 毎回1on1での子育てトークで癒されています
  • これ!という具体的なものではないが、滅多に間違えないイメージがあるので、間違った時はこちらが驚く。
  • 焼肉弁当をみんなで食べたとき、齋藤さんが注文担当で、弁当が届くかかなり気にしてたのが印象的でした。責任感のある人だなと思いました。

その他

  • 育休取得や、子供の送迎・看護による中抜け等、仕事と子育ての両立を率先して体現してくれているので、他のメンバーもそうしやすいのがいいなと思います
  • たまに、「齋」の字を「斎」だったり「斉」だったり間違っているのをパトロールしている
  • 「印象に残ることが何もない」のが印象です

問10. 齋藤さんに向けてメッセージがあれば自由にどうぞ!

  • いつもありがとうございます!
  • これからも齋藤さんでいてください!
  • 負担を下げられるよう頑張ります。
  • いつも勤怠漏れ申請が多くすみません
  • 働いていて非常に勉強になります。今後ともよろしくお願いします。
  • 1on1で話せるのを楽しみにしています。

アンケートを通して、齋藤さんのリーダーシップや人柄、ユーモアまで、さまざまな一面が垣間見えました。

そんなメンバーからの声を受けて、齋藤さんご本人にもコメントをいただきました!ここにも、齋藤さんらしい冷静さと、さりげないユーモアがにじみ出ています!

齋藤さんからひとことコメント

今回は匿名だったので辛辣なコメントで埋め尽くされるのではと思ってましたが、思ったより良い評価だったのでかなり気を遣われているのではと感じました。 コメントを頂いたような姿であれるよう努力しつつ、いくつか上がっている改善点も対応していこうと思います。 またバイクの免許については中型免許は持っているけど大型免許は持ってないという事なのですが意図通り伝わってなかったので、正確に情報を伝える事の難しさを学びました。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

ラボでは、一人ひとりの自律と挑戦を大切にしながら、フラットな関係で働ける環境づくりを目指しています。今回のアンケートからも、室長・齋藤を中心に、そんなカルチャーが根づいている様子を感じていただけたのではないでしょうか?

少しでもご興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!

quo-digital.jp

Devinの活用方法や良い点・課題点、今後任せたいことについてアンケートとってみました!

はじめに

クオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)では、「エンジニアが本質的な業務に集中できる環境を作る」ことを目指し、自動化や効率化を推進するさまざまなツールの導入・運用に取り組んでいます。

関連記事

こうした取り組みの一環として、今回、AIエージェントの「Devin」を新たに導入しました。

本記事では、Devinの活用状況や、使ってみて感じた良い点・課題点、今後任せたいことなどをアンケート形式で聞いてみた結果をご紹介します。

Devinの導入を検討されている方や、ラボへの応募を検討中の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

AIツール導入状況

現在ラボでは、以下のAIツールを導入・活用しています。

  • GitHub Copilot

  • ChatGPT  (※追記:2025/9で利用終了し、現在はGeminiに移行しています。)

関連記事

加えて今回、新たに「Devin」と「Cursor」の導入を検討し、まずは開発チームとインフラチーム、QAチームでDevinを導入することにしました。 (Cursorについては、一部メンバーで試験的に利用しながら検証中です)

アンケート概要

回答者:ラボ所属のエンジニア

質問内容:

  • Devinの活用方法について教えてください
  • 現時点でのDevinの良い点、得意だと感じるところを教えてください
  • 現時点でのDevinの課題点、苦手だと感じるところを教えてください
  • 今後Devinに任せてみたいと考えているものがあれば教えてください

アンケート回答紹介

Devinの活用方法について教えてください

ソフトウェアエンジニア

コード調査

  • コード調査
  • 特定のクラス、変数を参照しているところをリストアップさせる
  • まだ1回しか使っていないですが、コードの実装ではなく確認の作業に使用しました。

実装・修正・リファクタリング

  • Devinを使って実際に手を動かすタイプの作業。
  • パイロット実装の作成
  • ライブラリ削減(jQueryをバニラJSに置換)の修正
  • Terraformで環境ごとに修正を加える場合に、1つの環境に対して修正を加えて他の環境にも同じ要領で修正を加える
  • 要件が明確な実装の修正
  • リファクタリング
  • コメント、変数、クラス名、ファイル名、メソッド名などのtypoの修正

ドキュメント・資料作成

  • コードをもとに説明用・共有用の資料を作成する用途。
  • ソースコードをもとにした資料作成

インフラエンジニア

  • TerraformのGitHub Actionsを追加してもらい、そのテストとバグを修正してもらいました。
  • 手動作成されたリソースのTerraform化
  • TerraformのPRを作成するとGitHub Actionsによってplan結果がコメントされる仕組みになっているので、importブロックを利用してDevinにimport以外差分のないPRを作成してもらいました

QAエンジニア

  • APIテスト自動化
  • 自動テストのコードレビュー
  • 仕様の一次確認

現時点でのDevinの良い点、得意だと感じるところを教えてください

ソフトウェアエンジニア

生産性・スピード

  • 人間よりも早い時間で網羅的な調査を行える
  • 機能としては問題ないレベルのコード生成の速度は人をはるかに凌駕する
  • 要件や指示が明確な場合、人力よりも早く実装できるところ
  • 短時間で過去のコミットを遡ってコードを確認してくれるのはかなり便利な気がしました

パターン化された作業

  • パターン的なコード生成
  • ある程度実装方法が出回っている箇所の修正・実装
  • リファクタリングは得意そう。CIまでちゃんと通してくれる

非緊急タスクの処理

  • 他の作業の裏で、いつかやりたいけど優先度がそれほど高くない作業をやってくれるところ

対話性

インフラエンジニア

  • ちょっとした機能追加であればPRの作成とテストまでしてくれる。同じスレッド(セッション)のやりとりで意図を汲んで修正してくれる
  • 指示すると自律的に動いてくれるところが良く、正しいかどうか判断できる基準(例えば、import以外のterraform plan差分がない、など)が存在する変更が得意と感じました

QAエンジニア

  • コードを解析してよしなに実装してくれる。バリデーションチェックなど単純なテストには有用そう

現時点でのDevinの課題点、苦手だと感じるところを教えてください

ソフトウェアエンジニア

コンテキスト理解力

  • 曖昧な指示に対する的確な対処※(これは指示する方に問題あると思いますが)
  • ドメイン知識が必要なものや、前提となるコンテキストが必要なものは、まだ苦手だと感じます。※ただし、前提となる情報をインプットすることで性能向上すると考えられる
  • プロジェクトで独特な実装されている箇所の修正
  • 既存のパターンを参考にしすぎるので、既存のコードパターンから外れた新しい創造

コード品質・読みやすさ

  • 人が読むことを念頭においたわかりやすいコードの生成

操作性・UX

  • Slackでのやり取りが一定のタイミングで区切られてしまい、もう少し同じスレッドで継続したいやり取りが中断されること

インフラエンジニア

  • GitHub Actionsのバグを修正とテストがうまくできませんでした。(指示のしかたが抽象的すぎたのが悪かったのかもしれません)PRのChecksがパスするように直して欲しかったですが、PRの状態をうまく認識していなかったように思われます
  • 複雑な作業や、指示が曖昧だと期待通りに動いてくれない印象がありました

QAエンジニア

  • 複雑なテストケースは全て網羅できなそうなので足りないところは目で確認して補う必要がある(全まかせはできない)

今後Devinに任せてみたいと考えているものがあれば教えてください

ソフトウェアエンジニア

  • ライブラリの削減作業やAWS SDKの実装等、ある程度実装方法が決まっている修正
  • 未だパフォーマンス改善といった観点で活用したことがないので、やってみたい
  • 得意なところを見極めて任せる範囲を広げていきたいです
  • 可読性・保守性を上げるような全体的なリファクタリング
  • 手作業で時間がかかりそうな作業は任せていきたいです
  • 機械的な修正、テストコード作成、仕様調査など
  • なんでも!

インフラエンジニア

  • Terraformでの開発(DevinがTerraform planの結果を見て自身で直せるようなかたちで)を任せてみたいと考えています。
  • AWSリソースの参照、PagerDutyなどの自動設定
  • Terraformから構成図の作成(Devin wikiで指示しなくとも作成しているかもしれない?)
  • Terraformコードの可読性向上、リファクタリング

QAエンジニア

  • E2Eテスト実装
  • コードをベースにしたテストケース洗い出し(期待動作はQAチームで確認してバグに気づかないということがないようにする)

アンケート結果から、Devinはパターン化されたコード生成やリファクタリングといった定型作業を大幅に効率化する一方で、文脈に依存するタスクや曖昧な指示には対応が難しい場面もあることがわかりました。

今後の展望

The End of Programming as We Know It でも述べられている通り、AIの進化により、エンジニアの仕事は従来の「コードを書く」ことから、AIと協働しながらソフトウェアを構築する時代へと移行しています。

こうした変化の中で、以前の記事「脱社内外注を進めています 」の中で「目指す姿」として言及している「エンジニアはシステムを作る存在ではなく、顧客(利用者)の課題を解決する存在」であることが、これまで以上に求められていると感じます。

単純なタスクはDevinのような自律的にタスクを遂行するツールを、複雑なコーディングはCursorのように開発者を支援してくれるツールを活用するなど、目的に応じてAIツールを柔軟に使い分けていくことが重要だと考えています。

今後もAIツールとの協働を通じて、より創造的かつ戦略的な役割に集中し、より良いサービスづくりにつなげていきたいと考えています。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

ラボでは、新しい技術やツールを積極的に取り入れながら、チームで協力して課題解決に取り組める環境づくりを大切にしています。 そんな環境の中で、一緒にチームの成果を最大化してくれる仲間を募集中です!

少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアル面談でお話しましょう。

quo-digital.jp

「今後どのような形で事業に貢献していきたいか」 アンケートとってみました!

本記事では、クオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)のメンバーに、「今後どのような形で事業に貢献していきたいか」をテーマに、アンケートで寄せられた声をご紹介します。

応募をご検討いただいている方や今後のため情報収集している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

関連記事

アンケート概要

回答者:ラボ所属のエンジニア、デザイナー

質問内容: 今後、どのような形で事業に貢献していきたいと考えていますか?

アンケート結果

以下、職種ごとにアンケートの回答を紹介します。

ソフトウェアエンジニア

  • ドメイン知識やシステムの知識を広く深く身につけて他部署やチーム内の質問に自信を持って回答できるようになりたい。将来的には率先してチームをリードする存在になりたい

  • 必要な変化・事業の進化をスピード感持って後押ししていけるようにやれることは何でもやっていく

  • 業務の内容について深く理解して、自ら提案して何か改善/機能追加できるようになれたらと思っています。

  • 現在担当しているプロダクトを無事リリースしたい

  • 入社前まではバックエンドやインフラ周りの知識がなかったので、現在進行形ですがそれらを学びながら技術領域に分断されることなく事業に貢献できるようにしたい

  • ビジネス側とエンジニアの壁をもっと薄いものにし、XXXのおかげで売り上げがあがったと言ってもらえるように精進したいです。あとは、AIの活用で開発スピードの大幅な向上を測っていきたいです。

  • システム開発を通じてしか貢献できないと思うので、今後もそれを続け、良いものを届けれたらと思います

  • 社内外注の形ではなく、ラボが主体的に開発を進めていく形にできるようにしていきたいと思っています。その実現のために、事業を理解し、どのような問題があるかを考え、システムでどのように解決できるのか考えていきたいと思います。

  • 今までと大きくは変わるところはないです。今まで通り安定稼働への貢献と、事業価値を上げていくことに貢献していきたい。加えて私自身は部署内で比較的古株になってきたので、ナレッジの共有やチームの成長に寄与するといったことでも貢献していきたい。


インフラエンジニア

  • より一層、システムの安定稼働と効率的な運用に貢献していきたいです。具体的には、インフラ構築・運用の自動化と標準化を進めることで、ヒューマンエラーの削減やデプロイ速度の向上につなげたいと考えています。また、新しい技術トレンドも継続的にキャッチアップし、事業の成長や変化に柔軟に対応できる、スケーラブルで費用対効果の高いインフラ基盤の実現に挑戦していきたいです。

  • 今後のより大きなプロジェクトでも、一人で抱え込まずに、適切に周囲と協力して事業に貢献していきたいです。

  • インフラとしての課題が少しずつ見えてきたためその点の改善に取り組むことで事業に貢献していきたいと思っています。 特にリソースや権限まわりの管理が不完全なところや(運用コストやインフラコストの改善ができるかも)、他チームとの連携が十分ではないと感じたりチームの目的が曖昧なところ(自分だけかもしれません)、などの改善をしたいと考えています。


運用エンジニア

  • オブザーバビリティを向上させ、事業の信頼性(安定運用、プロアクティブな対応)につなげていく

  • もちろん、発行や利用に寄与できる形で、と考えていますが、具体的にどんな?というのは検討中ですね。ログからの分析で〜、というのを考えてたりしましたが、データ分析は別の方が参画されるので、違う形を考えます。


QAエンジニア

  • これからは自動化を充実させていきたい。モバイルアプリのE2EやPayECのE2Eなど、エンドユーザーが操作する部分の自動テストを充実させていきたい(CIの実行時間短縮検討はこの次かなと・・・・)

UI/UXデザイナー

  • これからもユーザーに寄り添い、課題解決を実施していきたいと思います。

  • アプリの更なる改善やアプリ外でも改善できるデザイン領域があれば積極的に提案していきたい。


アンケートを通じて、一人ひとりが自分の強みを活かしながら、今後も事業貢献に向けて意欲的に取り組んでいる姿が見えてきました。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボでは、「ユーザーの課題を解決したい」「事業の成長に貢献したい」といった意欲のある方を募集しています。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

quo-digital.jp

「“事業に貢献できた”と感じた背景には、どんな環境や文化が関係しているのか?」アンケートとってみました!

本記事では、クオカード デジタルイノベーションラボ(以下ラボ)のメンバーに、「“事業に貢献できた”と感じた背景には、どんな環境や文化が関係しているのか?」をテーマに、アンケートで寄せられた声をご紹介します。

応募をご検討いただいている方や今後のため情報収集している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

関連記事

アンケート概要

回答者:ラボ所属のエンジニア、デザイナー

質問内容:

  • “事業に貢献できた”と感じた背景には、どんな環境や文化が関係していると思いますか?

    アンケート結果

    以下、アンケートの回答を紹介します。

チームで協力して成果を出す

  • チームで成果を出すという文化(評価における共通の期待値としても設定されている)が土俵にあるので困難をチームでやっつける意識がメンバーみんなにある。各々が主体的に必要なことを考え、独走するわけでもなくチームとしてサービスの目指すべき方向性のためにアサーティブに話ができる頼れるチームメンバー

  • デイリーミーティングで疑問を解消する機会がある。また、ミーティング以外にもslackで疑問を解消することができた。

  • チーム内で日常的に情報共有が行われ、技術的な課題や悩みについて気軽に相談できる雰囲気があることが大きいです。

  • レビュー体制もしっかりしており、一人では気づけないような問題点を指摘してもらえたり、より良い方法を提案してもらえたりする環境に助けられています。

  • チームとして意見を言うと受け入れてもらえる土壌があるおかげで色々と提案できていると思っています。

  • 安心して相談・協力を頼める雰囲気があり、一人で抱え込まずに進めることができたことが大きかったです。

  • slackなので相手の時間を気にせず気軽に相談できる環境が良い。

オープンコミュニケーション

  • slackでチームをメンションに入れたり、返信をチャンネル全体に投稿するルールによって自分が担当ではない範囲でも広く情報収集することができ、会社全体のことを知ることができる点が良いと思う。またコミュニケーションが活発で非常に質問がしやすい環境が良いと思う。

  • 過去の問い合わせで調べたことがSlackやBacklogに残っている場合は、迅速に回答できるので、そのような情報をwikiなどに残していく文化が関係しているかと思います。

15分ルール

  • 15分ルールの文化があるので、質問はしやすい雰囲気だった

  • 15分ルールで質問することを推奨していてナレッジの共有を厭わないというか、質問にみんな積極的に答えてくれる。相談のしやすさがある。

チーム内外との連携

  • 他部署とのやりとりの頻度が多くドメイン知識が深まりやすい

  • 各スプリントごとに、さまざまな部署の方を交えたMTGが設定されていたり、そもそも他部署(ビジネス側)とエンジニアが頻繁にコミュニケーションをとる環境が大きいと思います

部署を超えて支え合う&協力しあう、というのが一つあると思います。

スピード感のある進め方

  • 日々、疑問があればすぐ聞ける環境にあること、FBが早く得られる環境であることによって解像度を上げるサイクルのスピードが違うため、うまくいっていると感じています。

ユーザーの課題解決

  • ユーザーの課題を解決するんだという文化が関係してると感じてます。

アンケートを通じて、「チームで協力して成果を出す」「オープンコミュニケーション」「15分ルール」など、ラボの進め方が、事業貢献の実現につながっていることが伝わってきました。

ラボの進め方については、以下の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

次回は、「今後、どのような形で事業に貢献していきたいか」をテーマに、アンケートで寄せられた声をご紹介します。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボでは、「ユーザーの課題を解決したい」「事業の成長に貢献したい」といった意欲のある方を募集しています。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

“事業に貢献できた”と実感したエピソードについてアンケートとってみました!#2

今回は、クオカード デジタルイノベーションラボ(以下、ラボ)のメンバーに、“事業に貢献できた”と実感したエピソードについてのアンケート紹介の第2弾です。

前回の「“事業に貢献できた”と実感したエピソードについてアンケートとってみました!#1」ではソフトウェアエンジニアメンバーの回答を紹介しました。

今回は、インフラエンジニア、運用エンジニア、QAエンジニア、UI/UXデザイナーの回答を紹介します。

アンケート概要

回答者:ラボ所属のエンジニア、デザイナー

質問内容:

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点

アンケート回答紹介

インフラチーム インフラエンジニア

* “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

AWSのコストが増大傾向にあり、改善の余地があるという背景がありました。 そこで、クラウドサービスの構成を見直し、より費用対効果の高いインスタンスタイプへの変更や、不要リソースの棚卸し、リザーブインスタンスやSavings Plansの活用などを計画・実行しました。結果として、月額のインフラコスト削減に貢献できたと感じています。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

コスト削減策の中では当初想定していたほどの効果が出なかったり、既存システムとの連携部分で技術的な課題に直面したりしました。 ドキュメントを読み込んだり、検証環境で試行錯誤を繰り返したりしましたが、なかなか解決の糸口が見えず悩んだものもありました。 最終的には、チームメンバーに相談したり有識者の意見を聞いたりすることで解決策を見つけることができました。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

特に反応はありませんでしたが、 インフラコストが実際に削減されたことで、事業運営の効率化(あるいは予算の適正化など)に貢献できたと考えています。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

技術的なスキル面では、特定のクラウドサービスの知見やコスト最適化の手法、トラブルシューティング能力が向上したと感じます。考え方としては、単にインフラを構築・運用するだけでなく、常にコストやパフォーマンス、セキュリティといったビジネス的な観点を意識して、最適な構成を考える視点が身につきました。


インフラチーム インフラエンジニア

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

本番環境で稼働しているAWS Aurora PostgreSQLにおいてマイナーバージョンアップが必要になりました。バージョンアップ時にダウンタイムが発生するため、影響を抑えるために早朝にメンテナンスを実施しました。また事前に手順を準備し、検証環境で確かめることで当日問題なく作業を完了できるようにしました。結果としてメンテナンス時間内に無事にバージョンアップを完了しました。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

バージョンアップ作業時の動作確認方法で自分だけでは分からない点があり、開発チームの方に確認して、実際に検証環境で試すことで手順を確立しました。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

社内で「お疲れ様でした」や「無事に終わって良かったです」等のコメントをもらい達成感がありました。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

スクリプトを作成するなどして再現性のある手順を準備できました。 また、メンテナンスの告知やメンテナンス中の監視設定については運用チームとやり取りし、テストはQAチームにお願いするなど、他チームとも連携して進めることができました。


インフラチーム インフラエンジニア

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

直接的ではないですが、事業に貢献する足元を固めるために、チーム内の業務を改善するための提案を積極的に行なっていました。成果はこれから出てくると良いなと思っています。 具体的には、PRコメントラベル運用ルールを作って取り入れてもらう、wikiに埋もれている情報をまとめた備忘録を作る、チーム内の雑談会を企画してみる、など。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

最初は気になったところに意見を言うだけだとあまり話が進まなかったので、何かしらかたちにして(wikiに説明を書くなどして)提案することで議論が進むようになったかなと思います。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

チーム内では色々と意見を言うことは概ね好意的に受け取ってもらえていそうに思います。チームの振り返りで意見をもらって良くなっていると思うというコメントをもらえました。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

まだ足りないと思っていますが、自分で率先して「行動」することを意識できるようになってきたと感じています。


運用チーム 運用エンジニア

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

先方の発注ミスに伴い、当時のシステムでは当日発行&納品ができないところをイレギュラー対応として、別途準備していたAPIを用いて発行を行い、先方へ無事に納品することができた。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

イレギュラー対応は急に来るものであり、また期限が当日というものだったため、各部署とのやり取りが上手にできなかったが、ラボの室長が調整してくれて助かった記憶があります。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

社長や担当営業から感謝され、さらには先方からの感謝についても連携されたのが嬉しかった。 それゆえに、社内外でそこそこ注目されていたタスクだったと実感しました。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

成長とまではいかないが、室長の調整力を目の当たりにした。 そういったものを自分でも身につけないといけないと感じたものでした。


運用チーム 運用エンジニア

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

スムーズなリリースや開発支援を通じて、事業スピードを後押しという観点で、エンジニアの行っているログ調査のまきとりや監視の改善を進めています。


QAチーム QAエンジニア

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

仕様の考慮もれや、要件の考慮もれを発見できたこと。 USDM手法ユーザーの使い方を想像しながら要件定義に対してテスト設計を実施し、処理ステータスが足りていないことに気づいて新設につながったり、仕様書修正につながったり要件定義から参画することによって上流品質の向上につながった。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

どこまでを起票するかどうかを悩んだりもしたが、少しでも疑問を感じたら起票することによって、気づきがあったり仕様に対しての解像度が上がったりした。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

QAチームの働きがすごいと開発チームから言っていただいた。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

スキルとして、要件定義や運用フローに対しての解像度が上がり、よりユーザー目線(今回は加盟店など)のテストができるようになった。また、上流でAPIテストを実施することにより、下流はよりユーザー目線でシステムテストに集中できるようになる気がする


UIUXチーム デザイナー

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

事業の成長に向けた新プロダクトや新機能開発、既存機能の改善活動において、ユーザー調査を実施してより良いプロダクト開発ができていると思います。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

コロナ禍からリモート環境でのユーザー調査になり、それまでリモート環境での経験が少なかったので利用するツールや実施環境などを工夫して実施しました。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

厳しいご意見もありますが、アンケートやアプリレビューなどで使いやすいといったコメントがあるとやりがいを感じます。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

業務スキルは向上していると感じてます。


UIUXチーム デザイナー

  • “事業に貢献できた”と実感したエピソード/背景や成果:

使い方ガイドのリデザイン。アナリティクスでリリース前後を計測した際に使い方ガイドをみる人が増えてよくある質問を見る人が減ったことがわかり使い方ガイドで問題が解決できたことがわかった。

  • うまくいかなかったことや悩んだこと/それをどう乗り越えたか:

仕様の理解が深まるほど初見で分からない部分を見落としがちになる。チーム外のラボの方にも幅広くデザインレビューすることで新たな改善点を見つけることができた。

  • 社内外やユーザーからの反応/印象に残ったコメントやフィードバック:

読み込まなくてもイラストで理解できる等の感想がもらえた。

  • この経験を通じて、「スキル」「考え方」「行動」など、自分が成長したと感じた点:

チーム内だけではなくラボ全体、ラボ以外にも自分から行動を起こすことの大切さ。


アンケートを通じて、チームや職種を問わず、それぞれの立場から「事業にどう貢献できるか」を考え、主体的に行動している様子が伝わってきました。

次の記事では、「“事業に貢献できた”と感じた背景には、どんな環境や文化が関係しているのか?」をテーマに、アンケートで寄せられた声をご紹介します。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! クオカード デジタルイノベーションラボでは、「ユーザーの課題を解決したい」「事業の成長に貢献したい」といった意欲のある方を募集しています。

少しでも興味をお持ちいただけた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!

quo-digital.jp